第80号 法政大学工学部同窓会報9/12(2010年8月31日) 印刷

第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

電子情報同窓会

■国際会議開催

 李 磊教授が委員長を担当するThe Fifth International Conference on Informationが11月6日から9日の日程で京都大学の百周年時計台記念館で開催されました。本国際会議では、世界各国からの160名の参加の中、約130件の論文が発表され大変盛況でした。電子情報学科からは、中野久松教授も基調講演を行いました。プログラム等の詳細はこちらのURLをご覧ください。
http://www.information-iii.org/

■学生の受賞

 現在、電子情報学科の卒業生の4~5割は大学院に進学し、それぞれ素晴らしい研究を遂行しています。昨年は安村修一君(09年卒)が電子情報通信学会東京支部の学生奨励賞を受賞いたしました。おめでとうございます。発表論文のタイトルは「大規模三角Toeplitz連立一次方程式の高速解法とその応用」(指導教授 李 磊)です。今後のご活躍が期待されます。学生の研究成果についてはこちらのURLもご覧下さい。
http://ai.k.hosei.ac.jp/


建築同窓会

■卒業設計公開講評会2009小金井

 公開講評会は、2009年1月30日(土)1時00分より、小金井キャンパスのマルチメディアホールにおいて開催された。工学部における最後の記念すべき卒業設計公開講評審査会である。次年度は市ヶ谷キャンパスに移り、デザイン工学部最初の同審査会となる。
 講評会の審査には建築学科教員、特別審査員として建築家の鈴木了二氏、卒業設計日本一展の中心人物/小野田泰明東北大学大学院教授、若手構造家である佐藤淳氏の3氏を招いた。講評対象は、127作品中から厳選された16作品。

■特別審査員賞

 鈴木 了二賞:蝦名 達朗(渡邉)
 小野田泰明賞:山中  元(陣内)
 佐藤  淳賞:森川久美子(永瀬)

■卒業設計賞

 川西乃里江(富永)、渡部 麻衣(永瀬)
 和田 智広(富永)、吉川 典孝(渡邉)
 蝦名 達朗(渡邉)

■2009ウォークラリー

 2009年度のウォークラリーは5月30日(土)に開催されました。
 ウォークラリーも1992年に始まり、今回で18回目となりました。導入ゼミの正規の授業として、建築学科先生と卒業生が法政大学建築学科に新しく入学した新入生を引率して、東京の街並みや建物を卒業生が経験談などを語らいながら歩き、建築の楽しさを共に体験しようとするもので、他の大学にもない素晴らしい企画です。
 今年は152名の新入生を先生(13名)、学生、卒業生(25名)が、13コースを4~5人のグループに別れ、午後1時から東京探索を楽しみ、午後5時に市ヶ谷校舎のカフェテリアに総勢300名余りが集い、多くの新入生の感想報告と懇親会となりました。詳細は、法政大学建築学科同窓会ホームページに掲載されています。
 2010年度のウォークラリーは、2010年5月29日(土)開催予定です。

■新大学院開設記念イベント「フトゥリズモ」開催

 9月19日(土)から26日(土)にかけて、法政大学大学院デザイン工学研究科開設記念の行事として3科共同で、エンジニアリング&デザインウィーク2009年「フトゥリズモ−未来派のデザイン」が開催された。
 9月26日には建築学専攻主催で「未来都市ヴィジョンの100年─イタリア未来派から日本、東アジアの現在まで」と題され、国内の大学に加えて、フィレンツェ大学からも教授を招聘してのワークショップが行なわれた。
 イタリア未来派と、日本の建築運動、さらに東アジアの都市問題の未来に渡る白熱した討議が行なわれた。