第28号 法友工体連会報1/4(2010年11月30日) 印刷

第27号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

工体連OB会30周年記念祝賀会 開催決定!!


 工体連OB会は、今年で創立30年を迎えることになりました。これはひとえにOB・OGの方々のご指導ご支援の賜物と深く感謝しております。
 この度、これを記念して記念講演及び記念祝賀会を開催致します。
 我が歴史ある法政大学は、創立が1880年(明治13年)でありまして、これは他の六大学と比べますと慶応大学1858年(安政5年)、東京大学1877年(明治10年)に続き、明治大学1881年(明治14年)、早稲田大学1882年(明治15年)、立教大学1883年(明治16年)より歴史があります。
 131年の伝統ある法政大学の中の工体連OB会は、法政大学の理念、『自由と進歩・進取の気象』の下、母校の更なる発展に寄与出来る様な活動を目指したいと考えております。
 ボアソナードタワースカイホールに、よき師よき友つどひ結べらんかな。
宜しくお願い致します。 (実行委員長 佐藤光男’79)


けっぱれ!工体連 理工学部長 崎野清憲

 
 工体連OB会組織が今年30周年を迎えられたことに、まずは心からお喜び申し上げます。OB諸兄の並々ならぬ苦労の陰に、今日の工体連の活躍があるものと思われます。スポーツ面での活躍は大学の知名度ならびに評価を高めます。大学の発展のためにも、工体連OB会にはよりいっそうのご支援をお願いする次第です。
さて、皆様方もご存じのように2008年4月より工学部は機械工学科、電気電子工学科、応用情報工学科、経営システム工学科の4学科からなる理工学部と生命機能学科、環境応用化学科の2学科からなる生命科学部に改組されることとなりました。さらに、2011年4月にはあらたに21世紀を担う「理系ジェネラリスト」の養成を目指した「創生科学科」が設置され、理工学部は5学科からなる学部へと発展して参ります。急激なる学部改組の波に工体連の現役学生やOB会も戸惑いを隠せないことと思いますが、理工学部は絶えず工体連と共にあり続けることを申し添えたいと思います。2007年にデザイン工学部が市ヶ谷に展開することにより、部員数の確保に少なからず影響が出たと思いますが、新学科(入学定員数が100名)の設置により幾分は解消されるのではないでしょうか。
表題の「けっぱれ!」とは私の郷里青森における津軽弁で“がんばれ”と言う意味です。私は高校時代まで青森に在住し、中学、高校を通じ野球に汗を流しておりました。青森は海と山が近く、夏は水泳、冬はスキーに親しんでおりましたが、大学に入学してからは酒と麻雀に明け暮れていたのを思い出します。卒業後しばらくしてから、学生が残していった自転車(スポーツタイプ)に乗り始めたことがきっかけとなり、街の草レースチームに所属し、自転車ロードレース大会に参加するようになりました。
レースが間近になると、毎日朝夕に厳しいロードワークをこなしたことを思い出します。最近ではレースには出場しませんが、たまにロードワークをしています。お陰で身体はいたって健康で、体型もほとんど変わっておりません。自転車は野球のような団体競技ではありませんが、自身の体力と精神力の強化には非常に役に立ちました。
私事が少し長くなりましたが、最後に工体連の現役学生に一言述べさせていただきます。
 大学では文武両道が求められます。工体連に所属する学生は勉学において時間的制約を受ける事が多いでしょう。しかし、これは決してハンデではありません。スポーツ競技の中で培った努力や忍耐力そして協調性は豊かな人間性と健全なる人格を形成します。ここでの経験が将来実社会において必ずや開花するものと信じております。
けっぱれ!工体連。