貴社ますますご繁栄のこととお喜び申しあげます。
さて、昨今、ご承知のように、入社後すぐに辞めてしまう人が後を絶たず、雇用のミスマッチが大きな社会問題となっており、法政大学理系同窓会としましても心を痛めているところでございます。また、このような事態を少しでも少なくするため、実際の業務内容や社風などの生の情報を学生に直接伝えられるような機会を、同窓会としてつくることはできないかとのご要望を多くの皆様から頂いております。
そこで、法政大学理系同窓会では、ホームカミングデーの一環として、卒業生から在学生に、卒業後の進路などについてアドバイスをしていただく機会を設けさせていただくこととなりました。アドバイザーとしてご登録いただいた卒業生の方には、企業名の書かれたアドバイザー用の名札を付けてホームカミングデーにご参加いただく予定です。行事の合間や、懇親会の折などに、仕事内容などについて学生とお話しいただき、学生の相談に対してご助言をいただければと考えております。また、ホームカミングデーには教職員にもご参加いただく予定ですので、教職員とも情報を共有して頂ければと思います。
なお、昨年度は約30社70名のリクルーターの皆様にご参加頂き、大学からは在校生約200名(学部および修士)、教員約50名にご参加頂きました。また、この相談会を縁に、今年度の内定に漕ぎつけた学生も出てきているとの嬉しいお知らせも入ってきております。
つきましては、リクルーターの方など、ご協力いただける本学卒業生をご紹介いただければ幸いです。卒業学部学科は問いません。ご協力いただける方は、別紙のとおり、事前にアドバイザーとしてご登録いただければと思います。お忙しいところ大変恐縮ですが、よろしくお願い申し上げます。
日時・場所
2019年11月2日(土) 13:00-18:00 法政大学 小金井キャンパス
また当日は,学園祭を開催しております。
参加費用
登録費は無料です。ホームカミングデー参加費として、一般の参加者と同額の5千円を当日受付にてお支払いください。会社名宛の領収書の発行も賜りますので必要な方はお申し付けください。
その他
理系同窓会では、会報用の企業広告および企業技術紹介を募集しております。製品の紹介から、インターシップの案内など幅広く掲載可能ですので、是非この機会にご利用ください。ホームカミングデー当日には、参加者全員に無料配布する予定です。詳細はこちらをご覧ください。
第89号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.
編集後記
本年度、法政大学理系同窓会の事務局長の任を賜り、理系同窓会報の編集に携わることとなりました。理系同窓会 事務局長は、通常の事務局長業務やホームカミングデーの企画・運営だけでなく理系同窓会報の企画・編集もメインで担当することが分かり、歴代の事務局長の貢献度の大きさを実感致しました。
理系同窓会報を企画するにあたり、本年は法政大学理系の研究力を発信するべく、学務部事務課の方々にご協力いただき2018年4月から2019年6月末までに理系教員の方々が受賞された研究・教育関連の賞のリストを掲載することにいたしました。2018年6月4日の日本経済新聞の報道で法政大学の研究力が発信されたことは記憶に新しいと思います。研究や技術は、過去から現在、未来へ連綿と受け継がれていく要素があるため、研究者と技術者の遺伝子とも言えると考えます。同時に「研究力を上げろ」と指示があったからと言って、研究力や技術力は急に力を付けられる訳ではありません。これもひとえに法政大学のOB・OGの諸先輩・教員の皆様方の努力の結果であり、法政大学理系関係者には諸先輩・指導教員から連綿と受け継いできた研究力・技術力の遺伝子が宿っていることは、先の報道や法政大学の研究業績が物語っています。
法政大学の理系に何かの縁があって集まってきた人々の人間力、研究力、技術力を集結していければと思っています。
理系同窓会事務局長 吉田一朗

第89号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.

工体連
●工体連お祭り
理系同窓の皆様、私、工体連OB会で会報担当をしております。’86電気工学卒・少林寺拳法部OB松本俊一と申します。
工体連OB会でも会報を年二回発行しておりまして、記事からピックアップして、皆様にお伝えしてまいります。以下、工体連お祭りについてお伝えいたします。
6月22日小金井キャンパス管理等食堂において10部58名の現役学生とOBが参加し、工体連お祭りが開催されました。講演では、スキー部OBで、インラインスキー日本代表であるモビ(株)代表取締役 尾崎惇史様を講師にお招きし、「工体連、インラインアルペン、大学生活から学んだもの」との演題でご講演をいただきました。1つの物事に全力を尽くし極めることで、関連性がないと思われる物事が繋がっていき大きな成果になるというメッセージを、ご自身の体験談を踏まえて語っていただき、現役学生、OBともに大変有意義な時間を得ることができました。
活躍するOBの講演は非常に好評であったため、来年度以降の工体連お祭りでも引き続き継続していきたいと考えております。
その後の懇親会では、毎年恒例となっている一発芸大会が行われましたが、参加部数の減少と、一発芸の完成度の低さが目につきました。来年度以降の現役学生の奮起に期待したいと思います。工体連お祭りを通じて現役学生とOBの交流をさらに深めることができたと思います。
工体連OB会お祭り担当常勤理事
柔道部OB 加藤泰輔(電86)



第91号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.

機械工学科同窓会
●平成30年度事業報告
平成30年度事業の実施状況として、毎年卒業式の日に開催される機械工学科の卒業祝賀会の学生主催の部の企画実行を支援するために、学科と機械工学科同窓会の共催でゼミ長会議を開催いたしました。
同会議には機械工学科主任の塚本英明教授と機械工学科同窓会事務局が出席し、同窓会という組織の意義を説明し、卒業後の同窓会活動への積極的な参加をお願いしました。
また、3月24日の卒業式の日には平野利幸会長が写真撮影に参加した後、卒業祝賀会に出席して祝辞を述べました。また、理系同窓会褒賞を学業成績等優秀者へ授与しました。今年度は同様の活動に加えて、ホームページの充実を図る予定です。
辻田星歩(機86)
電気電子工学科同窓会
●活動報告
今年も4月6日(土)に小金井公園にてお花見会を開催しました。新入学生、在校生、先生、卒業生にお集まりいただきました。
1970年卒の方々にご参加いただけたので60名を超える集まりとなりました。卒業生の方々からは次回もご参加いただけると嬉しいお言葉をいただきました。次回は4月5日(日)を予定しています。今年以上の方々にお集まりいただけることをお願いいたします。
また、恒例となっています新年会を2020年2月7日(金)に開催します。電気電子工学科卒業生が中心ではありますが他学科、他学部へも声かけを行い大きな広がりを持たせた会にしたいと考えています。皆様の手帳のこの日の欄に電気電子同窓会新年会と書き入れていただけますようお願いいたします。
幹事会を4月20日(土)に開催しました。
近年の幹事会はお集まりいただける方が少なくなり(この時は6人)運営審議となりません。ぜひ多くの方のご意見を伺いたいので幹事会へのご参加をよろしくお願いいたします。参加すると幹事になると思われて遠のいている方が多いのではと思いますが無理に頼むことはしません。しかしながらご意見が必要です。よろしくお願いいたします。
会長 村主康和(電74)
法土会
●活動報告
キャリアデザインセミナー(1)
『卒業生と学生との意見交換会』(第7回)
代表的な法土会の活動として『卒業生と学生の意見交換会』を毎年実施している。
この会は大学の学科と共催するゼミナールとして、学生の就職等の進路検討や卒業後のキャリア形成の一助とするもので、2018年11月17日(土)に第7回目を開催した。学生参加は、学部3年生(76名)と大学院修士1年生(3名)。また、卒業生は80名と多数の参加があった。
学生側からは、進路選択の重要な時期に、先輩たちの生の話が聞けることもあり、真剣な質問・意見が飛び交い意味のある意見交換会と盛況であった。
今年度は、10月12日(土)に開催予定である。

法土会として他に以下のような活発な活動を行っている。
・法土会と学科教室(教授)との懇談会(2018年5月28日)
・社会工学セミナーの開催(2018年7月11日、第25回)卒業生29名、学生25名参加。
・地区同窓会の開催 2018年8月30日、北海道札幌市 J R タワーホテル日航札幌にて開催。教員、学生、卒業生の計28名参加。
・第20号法土会報の発行
・『卒業生に送る』 卒業式に卒業生先輩方の思いを込めた小冊子を配布。
山川宏明(土84)
理系関西同窓会
●理系関西同窓会創立62周年総会開催
麦秋の候、令和元年5月18日(土)理系関西同窓会は創立62周年総会を迎え、審議及び懇親会を開催した。会に先立ち、総合司会の前山義孝(1972年経営学科卒)より同窓生の物故者の方々へ黙禱を捧げました。司会の開会宣言の後、須藤英雄(1964年建設工学科卒)会長による挨拶がありました。
東京本部より渡邊会長代理として御来席賜った理系同窓会理事・高橋敏男様(1972年建築学科卒)より、渡邊会長からの貴重な伝言を賜りました。
引き続き、平成30年度事業報告、会計収支報告について審議、承認に続き、令和元年度事業計画(案)事業予算(案)を審議、承認されました。その他として、会の活性化について、大阪市平野区内全域個別館街並み見学を提案、次回までの検討事項としました。
懇親会では、企業家や海外で十数年間の実戦を経験された方々の貴重な体験談など情報交換会をしました。世界的に活躍され今でも世界各国へ講演に出向かれる低温工学の権威の方の話や A I やサイバーセキュリティーの話題が飛び交うなど理系同窓会らしい楽しい会でした。
集合写真の後、難波の夜空に校歌斉唱を歌い新緑の御堂筋へ去ってゆきました。
法政大学理系関西同窓会は、「母校への誇り、母校愛、母校への貢献」を共通理念として、年に春と秋にはゴルフコンペ、年度初めには総会・講演会・懇親会を中心とした座会、秋には音楽会・懇親会を若い人から年配の方までが「ホッと」するような場を作っています。

なお、今回連絡の届かなかった法政大学(大学院含む)工学部・理系学部卒業・修了の方は、下記の会長(須藤英雄)までご連絡いただけましたら、御案内申し上げます。
●理系関西同窓会ゴルフの集い
去る6月2日(日)源義経元服の地である滋賀県竜王町「鏡の里」に位置する竜王ゴルフコースにて開催致しました。晴れ男たちが率いる精鋭8名は、スコアもそこそこにして和気藹藹と親交を深めました。競技に先立ち、須藤英雄(土木’39卒)会長より令和元年度理系関西同窓会並び関西法土会の伝統を重視し、ますますの発展と会員各位の御健康と御発展を祈念し無事故で楽しく和気藹藹とまわろうと力強い挨拶をしました。
表彰式では、優勝の河面成則(機械’87卒)様が優勝(グロス89 ネット3. 4)、準優勝の菊地博之(土木’83卒)様(グロス97 ネット76. 6)、第三位の西村光弘(土木’84卒)様(グロス113 ネット77)らが須藤会長から優勝、準優勝、第三位賞品が授与されました。
今後、法政大学理系関西同窓会は、関西法土会並び関西地域校友会と絆を深め、法政大学校友会本部並び理系同窓会本部の御支援、御指導のもとで活性化を図る所存で御座います。宜しく御願致します。
TEL&FAX:072-799-1157
E-mail:rqmt90451(アットマーク)leto.eonet.ne.jp
理事・関西同窓会会長 須藤英雄
会長 須藤英雄(建64)


第91号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.

2019年4月より生命科学部環境応用化学科に着任いたしました尾池秀章です。専門は,有機化学および高分子化学です。学生時代を含めて三つの大学,一つの研究プロジェクトにおいて教育および研究に携わり,法政大学が五つ目の所属機関となります。これまでの研究対象のうち,特に大きな環を構造にもつ分子に興味をもっています。大きな環をもつ分子は,その内側に別の分子やイオンを取り込むことができたり,知恵の輪における環のつながりのように化学結合によらない連結を可能にしたりしますので,様々な機能をもつ物質をつくりだすことができます。今後も生命現象の解明や新しい機能性材料の開発,分子マシンの創製などにおいて重要な役割を果たしていくものと期待されます。
私は,高校化学グランプリや化学オリンピックの活動などを通して,高校生以下の生徒への教育にも間接的ではありますが長年携わっております。次代の人材を育成していくのは,教育・研究分野に身を置く者の責務です。これまでの様々な教育活動および先端分野の研究活動をもとに,化学あるいは科学に興味をもち,学び始める生徒,学生に対する教育に,より一層貢献したいと考えています。

2019年4月1日付で、情報科学部コンピュータ科学科に着任しました秋野喜彦です。専門は、主に計算物理学及び統計物理学です。早稲田大学を卒業後、欧米の大学や研究機関にて統計物理学をベースに、モンテカルロ法や分子動力学シミュレーションを用いて相転移や臨界現象に関する研究に取り組んできました。その後、本年3月まで住友化学に勤務し、計算に限らず、分析・解析・開発といった様々な立場から、有機エレクトロルミネッセンスに用いられる発光材料の研究開発に従事してきました。企業での研究開発の経験や、様々なバックグラウンドをもつ人々との交流は、非常によい経験になったと実感しています。
今後も、大規模計算機シミュレーションを用いて現象の本質的理解を進めつつ、有機エレクトロニクス分野における新しい材料やデバイスの高性能化など、実用化へと繋げていけるような研究を続けていきたいと考えています。教育においても同様に、実務経験を活かしつつ、学生が問題の本質を捉え、議論・協力して解決にあたれる姿勢を身に付けられるように取り組んでいきたいと考えています。
これからいろいろとお世話になるかと存じます。よろしくお願い致します。

建設コンサルタント・日本工営(株)10年、国土交通省5年、東京都市大学4年、産官学の経験を経て本学に着任しました。
本研究室では、多くの民間企業、官公庁や他大学と連携した共同研究体制を構築して、次の研究テーマを2本柱にして取り組んでいます。今後も学生達が現場の第一線で活躍している行政者・技術者・研究者とともに活動し、聞くより見る、見るより触る、そして実社会で利用される研究成果を発信することを体感できる環境を充実させて参ります。
【国土空間の計測・管理手法の研究】トータルステーション、移動体計測車両(カメラやレーザを搭載した車両)、レーザ・レーダやUAV(ドローン)などの様々な機器で計測された写真や点群データを用いた国土空間のプロダクト(三次元)モデルの生成・活用手法を研究しています。
【都市活動の分析・見える化の研究】携帯電話やカーナビゲーションシステムなどの媒体から24時間365日取得される人や車などの膨大な移動履歴のデータと、統計調査の各種資料とを組合せて、都市活動の現状把握、潜在事象の発見や将来予測の分析・見える化手法、分析・見える化に応じた道路ネットワークや地図基盤を研究しています。

第91号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.

4月1日付で理工学部電気電子工学科の専任教授に着任いたしました里週二です。当研究室では高電圧工学に関連した研究を行っています。発電した電気エネルギーを効率的に送電するためには電圧を高く,電流を小さくすべき,との結論は既に19世紀後期から知られています。以来,技術の許す限りの高電圧で送電を行ってきました。使われる高電圧機器は送電電圧以上の異常電圧に耐えることを確認するため,機器完成時に各種電圧波形を加え耐圧試験を行います。その波形の中で測定が最も難しいのが雷(かみなり)を模擬した雷(らい)インパルス電圧です。この波形をディジタル・レコーダで記録し,離散データから国際規格に定める手続きに従って,波形パラメータを抽出し,正しい試験電圧波形が使われていることを確認する必要があります。当研究室では波形パラメータ抽出に関するハードウェア,ソフトウェアの研究及びその国際規格(IEC 61083-1,IEC 61083-2)の設定及び改訂に関する作業を行っています。また,関連する国内規格JEC/JISの設定,改訂にも携わっています。
法政大学の一員として,大学の発展に貢献するよう努力いたす所存でございます。何卒ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

今年、東京大学大学院数理科学研究科から理工学部経営システム工学科に着任しました、寺杣友秀です。着任がしたばかりで、まだまだ未熟ですが、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
さて、着任にあたりまして、専門としています代数幾何と工学とのかかわりについてご紹介したいと思います。代数幾何は一言でいえば代数方程式で定義される図形の性質を研究する分野です。図形に座標を導入し、座標変換によって変わらない図形の不変量を研究する学問です。なかでもコホモロジー理論はグロタンディークの登場について劇的な発展をとげました。代数幾何は抽象的な学問でありますが、近年インターネット技術の発達により、社会への応用が注目されています。セッキュリティーの基礎暗号理論、情報伝達の基礎符号理論、シミュレーションの基礎乱数理論など、デジタル技術のいたるところに現代代数学の結果が用いられています。
工学部はこれらに工夫を重ね応用する使命をおっています。そこにおいて、I T技術の新しい常識、代数的センス開発の場を提供することが任務と思います。手探りの状況で始まったばかりですが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

4月1日付で理工学部機械工学科に着任いたしました平野利幸です。専門は、流体 工学、流体機械です。
特に流体機械の代表ともいえるターボ機械は、先端材料の利用、コンピュータによる解析技術の進歩、流れのビジュアル化技術などにより小型化、高性能化が図られています。私は主にターボ機械の流れと性能に関して基礎から応用にいたる研究を行っています。研究では性能(Performance)、信頼性(Reliability)、製造可能性(Manufacturability)、テスト容易性(Testability)について多くの克服すべき課題があります。ターボ機械において、微小な流れ場における旋回失速やサージングなどの非定常現象についての詳細はほとんど知られておらず、これらを性能特性の面から明らかにする必要があります。また、研究を通じて、実際に部品を設計、製作し、コンピュータによるものづくりで効率化を目指すとともに、学術的にも常に新しい発見と現象を明らかに出来るように取り組みたいと考えております。そして、研究を通じて少しでも多くの学生が産業界で活躍できるように学生の研究教育に力を注いでいきたいと思います。微力ではありますが、機械工学科の一員として少しでも貢献できるよう努力していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

平成31年4月1日付、理工学部機械工学科に着任いたしました。
長く、操縦士養成に携わり、3月までは独立行政法人航空大学校で教頭として勤務し ておりました。
訪日外国人数は2018年に初めて3000万人を突破し、2020年は4000万人に到達するのではという勢いが続いております。それにともない、航空輸送を担う本邦操縦士の需要はこれから年間約400名に及ぶと言われます。これが所謂ボトルネックとならないように、良質なエアラインパイロットを、この法政大学からこれからも継続的に輩出していくことは大変重要だと考えております。また法政大学は操縦士資格を航空局の試験官による実地試験を受けることなく取得できる「航空従事者指定養成施設」となっており、これを引き続き維持拡充させていくことも大切です。
学生にはまず「飛べるエンジニア」としての基礎をしっかり身につけさせ、それをベースに社会が求める航空人へ巣立ってもらいたい。乗員養成は、まことに地味な知識とノウハウの積み重ねですが、航空関連の技術の革新に伴って常に教育プログラムを組みなおし最適な方法でその能力を引き出す努力が必要です。よろしくお願い致します。

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航空操縦学専修の近況

航空操縦学専修は2008年4月機械工学科に開設され、今年で12年目を迎えました。同様のスキームを持つ他大学とはひと味違い、日本の空で飛行訓練プログラムを展開、エアラインパイロットを 含め幅広い分野で活躍できる操縦士の育成、機械の解るパイロット「飛べるエンジニア」養成の理念に基づき教育を行ってまいりました。
座学教育としては、機械科学生としての学部教育、及び航空専修としての航空関連科目(必須)を行います。飛行訓練については、1・2年次に初歩の飛行訓練であるフレッシュマンズフライト及び初等Ⅰ、3年次になると、自家用操縦士課程の履修を行い、ここまでが「飛べるエンジニア」としての必修科目です。
これ以降本人の希望により「飛べるエンジニア」としての学部授業・就職活動、更なる勉強のため大学院進学、またプロパイロットを希望する者にあっては事業操縦士課程以降に進んでいくことになります。近年は航空界の大パイロット不足もあって殆どの学生がエアラインパイロットを目指しているのが現状です。
プロパイロットになるためには自家用・事業用操縦士、及び多発限定・計器飛行証明の4つのライセンスが必要となります。学部授業で124単位を取得しながらこれら4つのライセンスを大学4年間で取得するわけですから学生は完全に二足の草鞋をはいいていることになります。

又、飛行訓練という極めて特殊な訓練を安全に効率良く実施するため法政大学飛行訓練センターが設置されています。フレッシュマンズ・初等Ⅰ、自家用及び事業用課程を行う桶川訓練所(埼玉県ホンダエアポート)、更に高度な訓練である多発・計器飛行課程を行う大分訓練所、及び増大する訓練量に対応するため今年 から岡山訓練所も新設されます。
卒業生はANA、JALを含め殆どの航空会社にパイロットとして就職しています。一期生はまもなく機長になろうとしています。また、機械の解るパイロット(いわゆる「飛べるエンジニア」)もANAの総合職を始めNCA、ピーチ、SKY等に就職、文字どおり航空界の一翼をになっています。
今後とも航空専修への一層の応援、よろしくお願いいたします。


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ホームカミングデー(2019/11/2)講演要旨

身近なセラミックス微粒子を科学する
環境応用化学科・教授(無機合成化学研究室) 石垣 隆正
セラミックス(無機固体材料)分野の発展に顕著な業績をあげた研究者に授与される日本セラミックス協会フェロー表彰を、2019年6月7日に受賞しました。気相法、液相法を用いて種々のナノ粒子セラミックスを創製してきました。特に気相プラズマ合成法で、製造プロセスの高度化により機能性発現に重要な化学組成、結晶性、生成相等を精密制御してセラミックスナノ粒子の高性能化および新機能の発現をはかり、セラミックス基礎科学の発展に貢献したことが受賞理由です。
セラミックス微粒子の合成と応用を研究テーマとする無機合成化学研究室では、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウムなどの微粒子を水溶液中で合成し、光触媒活性、発光特性、電気・磁気特性を向上させるための研究を行っています。環境に優しい方法で高機能セラミックス微粒子材料を合成して、持続可能な環境と社会を生み出すのに貢献する人材を社会に輩出しています。
当研究室で行っているセラミックス微粒子の研究は、皆さんの身近に存在する様々な電子デバイス、光デバイスの高性能化、小型化に関係しています。代表例は、スマートフォンに使われている積層セラミックスコンデンサという部品です。この部品は、一台のスマートフォンに700 ~ 800 個使用されています。携帯電話がショルダーバッグ程度の大きさから、手のひらサイズになり、さまざまな機能を有するスマホになるには、使用されている電子部品の小型化が大きな役割を果たしました。現在使用されている原料(BaTiO3)粒子サイズを、サブミクロンサイズ(1mmの数千分の1程度の大きさ)から10分の1以下に小さくして、粒径10ナノメートル(ナノメートルは10-9 m)程度にまですると、電子デバイスのさらなる小型化、高機能化が期待されます。
セラミックス微粒子の身近な使用例をもう一つあげると、化粧品への応用があります。ファンデーションやサンスクリーンの構成素材の95%以上が無機化合物です。紫外線吸収など微粒子の機能には、素材がもっている固有の特性が関係します。一方、ファンデーションとしての特徴、隠蔽力あるいはその逆の透明性には、微粒子の形態、大きさが大いに関係しています。
微粒子合成研究の醍醐味は、化学組成が同じ材料をさまざまな大きさ、形態、結晶構造でつくることです。図は、さまざまな形態をもったZnO(酸化亜鉛)微粒子の電子顕微鏡写真です。また、最近よく聞かれるようになった光触媒の材料であるTiO2(二酸化チタン)では、異なる結晶構造をもった微粒子が合成可能です。


マイクロ流体有機ELの開発
電気電子工学科 専任講師 笠原 崇史
人々の生活を豊かにし、社会に貢献することを目標として、学際領域であるフレキシブル・ハイブリッド・エレクトロニクスデバイスに関する研究を行っています。特に、半導体微細加工技術、印刷技術、各種分析技術を基盤として、微小電気機械システム(MEMS)と有機エレクトロニクスとを融合した「マイクロ流体有機EL」や、最先端の電気電子材料を積極的に取り入れた機能性マイクロデバイスの創出に力を入れています。 現在、有機ELパネルを搭載したスマートフォンや薄型テレビの実用化が加速しています。有機ELは厚さ100 nm程度の固体有機半導体の多層膜を2枚の電極で挟み構成され、直流電圧を印加すると有機化合物そのものが発光する「自発光型」デバイスです。バックライトが不要であることから、薄型、軽量化が可能であり、さらに高コントラストの映像を再現できるという特徴を有しています。その一方で、近年、有機溶媒を用いず、常温で液状の機能性有機材料が様々な研究分野で注目されています。発光素子としては、2009年に液体有機半導体を発光層に用いた液体有機ELが初めて報告され、液体の流動性や柔軟性を有した従来の延長線 上にないディスプレイの実現に期待が高まっています。しかしながら、従来の液体有機ELは、1種類の液体有機半導体を電極が形成された2枚のガラス基板で挟んだだけの簡易的な素子構成であり、複数の液体を精度よく塗り分け、マルチカラー発光を得るのは困難でした。我々は、液体材料の特徴を活かした革新的ディスプレイの創生を目指し、これまで化学・生化学分野で発展し、微細流路による溶液の送液・化学反応を得意とするMEMSマイクロ流体技術と、液体有機ELとを融合したマイクロ流体有機ELディスプレイを提案し、研究開発を進めてきました(図)。
本講演では以下の3テーマについて紹介します。(1) 半導体微細加工技術と異種材料接合技術による電極付きマイクロ流体デバイスの作製技術と液状ピレン誘導体の電界発光特性、(2) エネルギー移動機構を利用したマルチカラー発光、(3)液体の柔軟性を活かすフレキシブルデバイス。2018年4月に本学に着任して以来、学生とともに自由な発想で、支援ツール(CAD)を用いた新規デバイスの設計、イオンビーム工学研究所の半導体製造装置類による試作、作製したデバイスの特性評価を行っています。講演では最新の成果と今後の展望についても紹介する予定です。
本学の研究の発展ならびに教育研究を通じて学生にとってかけがえのない経験を与えられるよう誠心誠意努力いたす所存でございます。今後とも、ご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

第91号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.
学部長挨拶

理工学部は生命科学部と同時に2008年に創立され昨年度で10周年を迎えました。昨年度は、理系同窓会と共に10周年記念行事として法政大学理系同窓会ホームカミングデーを開催させていただきました。理系同窓会と共催という形で理工学部生命科学部創立10周年記念行事を開催させていただいたことに感謝とお礼を申し上げます。理系同窓会は、理工学部よりはるかに長い50年以上の歴史を誇っていますのでいわば先輩です。理工学部をより発展させるために、連携して活動を行うことや工学部時代の貴重な経験やご意見をいただけることは幸せなことだと思っております。
理工学部は、新しい技術革新に対応できる体制とすべく2008年4月に創立されました。旧工学部から発展的に改組し、新たな科学技術の進歩に対応したものづくり力を強化するために工学だけでなく理学的センスを融合した体制となりました。2008年度発足時は機械工学科、電気電子工学科、応用情報工学科、経営システム工学科の4学科でスタートし、2011年度に創生科学科が追加され5学科体制となりました。大学院については、2013年度には工学研究科から理工学研究科に改組され、学部と大学院への6年の一貫した教育体制が整いました。このような中、2019年度の法政大学の実受験者数が日本一になりました。法政大学としての人気が上がってきたことが分かります。法政大学全体としては前年度よりも受験者数が減少している中で、理工学部は受験者数を前年度より増やしました。このように、法政大学の人気上昇に加えて理系人気も戻りつつあるように感じます。今後、理工学部は、さらに発展するための改革の時期へと変化していくものと思います。
理系同窓会の皆様が社会において大活躍し、理工学部と連携して活動することは理工学部の更なる発展には必要不可欠と考えております。今後も理系同窓会と理工学部教員および学生の連携をさらに密にしていくことにより、理系同窓生の皆様のますますの活躍と発展を期待しています。

理工学部・生命科学部主催のホームカミングデーにあたり一言ご挨拶を申し上げます。
その前にまず、昨年開催した『法政大学理工学部・生命科学部創立10周年記念行事2018法政大学理系同窓会ホームカミングデー』には、数多くの皆様にご参集いただき盛大にお祝いできましたことを、この場をお借りし、心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。
さて今世紀になって、生命や環境を対象とした科学・技術の重要性が増してきており、法政大学においても、こうした時代的要請を受け、私たち生命科学部が発足した経緯があります。現在、私たち生命科学部は、生命機能学科、応用環境化学科および応用植物科学科の3学科からなり、「生命」「環境」および「物質」の三領域の有機的連関に基づいて、最新科学の知見を活用した「持続可能な地球社会の構築」に貢献できる人材の育成や研究成果の発信に努めているところです。人類が直面している様々な問題解決のための学際的学問を学び,柔軟で総合的視点を備えた実践的技術者,研究者を育成することを目標としており、そのためのカリキュラムの特徴として、初年次から専門実験・実習科目を配して専門性を高めさせるほか、自立性やプレゼンテーション能力を涵養するための科目を設定し、英語科目、教養科目、理系教養科目の単位取得を卒業要件に含めるなどの工夫をいたしております。その規模についてみると、在校生総数は900余名、教員数は40名近くに達 しております。
これまでの10年にわたる取り組みを経て、既に多くの卒業生を生命科学部から世に送り出して参りましたが、今後ともこうした卒業生たちが社会で活躍していくためには、法政大学を卒業された先輩諸氏(とりわけ理系学部卒業生)のご支援が是非必要だと考えております。卒業生は、最年長でもようやく30歳そこそこの若輩たちですが、これからの我が国を担っていく人材です。どうかよろしくご指導ご鞭撻くださいますよう、心からお願いを申し上げます。

最初のコンピュータが登場してからまだ1世紀も経っていませんが、この間に、『不思議な箱』であったコンピュータと世界中を安価に魔法のように繋ぐインターネットの拡大によって、情報技術は信じられないような発展を遂げてきました。現在、本学部の研究教育の核を担う教員の多くは、この『不思議な箱』に興味をかき立てられ、インターネットの拡大と歩調を合わせるように社会が大きく変革してくるのを目の当たりにしてきた世代です。
その一方、今の大学生にとってのコンピュータやインターネットはうまれた時から普通に身近にあり、不思議でも珍しくもないものなのです。多様な情報機器は達者に使いこなしますが、ものの仕組みに興味を持ったり、工夫したりという意識が薄くなっている面も感じています。
学部の教育ではそのような面にも配慮して、しっかりとした基礎力を固めると同時に、技術動向に興味を持つような工夫をしてはおりますが、学生の興味を拓くには社会における技術実践の現場におられる諸先輩方のご助力は欠かせません。今後とも様々な面でご支援賜りますようよろしくお願い申し上げます。

この4月から新たにデザイン工学部長に就任いたしました。2007年のデザイン工学部設立に対し、私は2010年から法政大学に勤めております。つまり学部設立後の着任であり、学部黎明の経験を経ていない初めての学部長ということになります。換言すれば、デザイン工学部にとっての自走期の始まりと言えるかもしれません。設立期の教授会がつくり上げた教学理念の継承と発展を任せられた重責に、日々身の引き締まる思いでおります。
デザイン工学部は、法政理系学部の中で唯一市ヶ谷に位置し、文系学部と校地を共にしております。そのような立地に加え、デザインをとおして工学的成果を社会や文化に還元するという学際的な教育を実践している学部であることからも、法政大学における文理融合教育への取り組みが期待されております。多様化が進む現代にあっては、文理融合の実現は喫緊の社会的課題であり、任期中に与えられた大きなミッションであると受け止めております。
幅広い教養を備えて社会や歴史を見つめ、工学的創造力をもって明日を描くことのできる多様な人材を輩出する学部を目指してゆく所存です。ご支援とご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
第91号 法政大学理系同窓会報を16回に渡り,毎日公開していきます.

「同窓会とは?」
私は、故郷の人が集う「ふるさと会」、この規模を大きくした「県人連合会」、また同郷の産業人が集う「産業人会」などに参加している。同窓会も含め、これらはたまたま同じ学校を卒業したり同じ所で生まれ育ったことを基盤とする会であり同類である。年に一度の会で、互いの健康を確認し、自慢話をしたり、先生の悪口をいったり、また田舎の訛りで昔話に花を咲かせて昔をなつかしむ。
また私はある「国際的奉仕団体」にも参加している。会員の生まれ育ちおよび職業は異なり「奉仕活動の仲間」の集まりで毎週昼の時間に例会があり上記の会とは少し毛色が違う。ただその中で飲食を通して親睦を深めるという意味では似ている。
これらの会の表向きの前提と目的は、ふるさと愛と母校愛そして奉仕であり、ふるさとの振興と母校の振興と世界平和で、併せて会員の親睦が定番である。しかし参加は昔を懐かしむために集まる。会合の締めに、田舎の盆踊りを一緒に踊り、あるいは肩を組んで校歌を歌えば昔に戻れる。
実は、いずれもこれら同窓会、ふるさと会、奉仕団体は、共通の問題を抱えている。参加者の高齢化と参加者数の激減である。この問題は必然である。その原因は今を生きる人の集いでないことである。むろん今を生きる人で会から何かヒントを得ようと参加している人もいるが、それは稀である。
母校愛やふるさと愛、また奉仕の理想という「美しい言葉」といまを生きる人の「欲求」は同居しにくい感があるようだ。この「美しい言葉」のもとで元気になり明日からの仕事の励みになることは否定できないが、いまを生きる人の欲求に応えることがこの美しい言葉を否定するものでもない。いま生きている人が現実の価値を生み出しているからだ。だから、同窓会、ふるさと会や奉仕団体は、今を生きる人の欲求に応える会であるべきだ。このことが会の存在意義である。
「同窓会とは?」の問の答えは「今を生きる人の欲求に応える」会である。過去を振り返るのでなく未来の地平に道を拓く会である。
理系同窓会はホームカミングデーを企画しているが、昨年から若い卒業生が自らの後輩を獲得するキャリアアドバイザーを取り入れ始めた。これは小さな一歩であるが、同窓会が未来の地平に踏み出した一歩である。この取り組みを進める卒業生教授、そして同窓会活動を支援している若い教授に感謝するとともに大きな期待を寄せている。

理系学部からの情報発信
法政大学は2014年に文部科学省のスーパーグローバル大学創成支援事業(SGU)に採択されるとともにHOSEI 2030の長期ビ>ジョンの策定を行い、2017年からは個々のアクションプランを実行するステージに入りました。この間のさまざまな改革が社会的にも評価を得るようになってきたと思われ、この結果、併願を含む志願者数は2015年には93,986名でしたが、101,976,119,206、122,499と毎年1万人ベースで増加し、2019年では115,447名となっています。今年の実志願者は57,457名であり日本一となり、同時に実志願倍率も13.5と日本で最も入学しにくい大学となりました。これに伴い、理系学部の偏差値も上昇してきています。
日本の多くの大学は文系の学部から発展してきたという経緯がありますが、法政大学も1880年の東京法学社を起源として、法学部、経済学部、文学部という順に学部が設置され、伝統的に文系中心の大学として発展してきました。一方で、理系学部は1950年の工学部の設置に始まり、約70年の歴史があり、この間、日本の高度成長期の産業を支えるエンジニアや研究者を輩出してきました。しかしながら、理系に関しては積極的な広報活動が行われてこなかったために、社会的認知度は十分でないと感じています。このような背景があり、理事会として理系学部の研究の積極的な広報活動を行うことを、中期経営計画の中の大学ブランディング事業の一環として取り組んでいます。具体的には今年度末に大幅なリニューアルを行うホームページをつかっての最新の研究情報の発信や9月15日に開催する第一回法政科学技術フォーラムでの研究発表などです。この他、2018年12月11日の朝日新聞の一面広告を使った理系の研究紹介やメディア懇談会における理系の研究情報提供なども行って来ました。個々の先生方は学会において活躍されていると思いますが、大学全体として理系の研究力をアピールすることも非常に重要であり、さまざまな施策を通して精力的に情報発信を行っていく予定です。
大学が研究面で発展していくためには、ユニークな研究を行っている教員、それを事務面からサポートする職員、そしてモチベーションが高く創造性に富む大学院生などが重要です。同時にこのような研究活動を資金面を含めた様々な側面から支える校友会や同窓会も欠かすことのできない存在となってきます。ますます発展を続ける理系学部に対してご支援を何卒よろしくお願いいたします。






