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第83号 法政大学理系同窓会報を11回に渡り,毎週月曜日に公開していきます.

理系同窓会の発展を願って

 
 法政大学の教学改革により、工学部も理工学部へ変遷いたしました。また新たな学部も小金井キャンパス、市ヶ谷キャンパスに誕生しております。
 工学部同窓会もこうした理系の同士達を集めて同窓会の更なる発展を求め、新たな組織「法政大学理系同窓会」に衣替えいたしました。
 しかし、新しい学部・学科には同窓会組織がまだ発足していない部門もあります。同窓会としましても理系の団結を深め、更なる発展を求めるためにも新しい生命科学部、情報科学部にも同窓会組織が生まれるように、理系同窓会が率先してサポートしてまいりますが、ゼミの先生方の後押しが無いとなかなか前に進めません。電気電子工学科同窓会も、設立時、安達先生や助手先生の強力なサポートを得て発足したと聞いておりますが、毎年、行事や周期事業を開催し、無事52年以上経過しております。同窓会組織は同窓生が管理しておりますが、学内にいる先生方の協力無しには運営出来ないのが現状です。
 工学部同窓会時より毎年、ホームカミングデーを開催してまいりましたが、これも学校側、先生方、後援者皆様の援助があってこそ、継続できていると思っております。
 法政大学理系同窓会が、益々発展するためにも、学校側、先生達、同窓生が手を取り合って協力していく時期だと思っております。
 理系同窓会の、総務委員会、財務委員会、広報委員会、組織委員会も全員一丸となって邁進していきますので、宜しく御協力のほどお願い致します。


 

理系同窓会の財力をいかにして豊かにするか

 
 理系同窓会の財務委員長の吉野敏夫です。
 同窓会の財力をいかに豊かにするか私案を述べさせていただきます。それには理系同窓会の会員をふやすことです。いかに増やすか、それは諸先輩、同輩及び後輩の同窓会の方々のクチコミで知合いの友人達に、同窓会への入会を勧めていただくことが必要になってきます。次に現在会員の方々で臨時の寄付をご賛同いただいた方に寄付をお願いしていきたいと考えております。
 私も団塊の世代であり、近々定年退職を迎え、体力に自信があれば他社で働くことを考えております。大学を卒業し、子供も自立し自分の趣味に余力を使うのも素晴らしいことですが、皆様の余力の一部を同窓会に使っていただければと考えております。理系同窓会が更なる発展をするよう微力ながら頑張ってまいります。


今と昔の橋渡し

 
この度は理系同窓会としての第1号、旧工学部 同窓会からの通し番号で第83号の会報の発行まことにおめでとうございます。旧工学部同窓会から引き続き、理系同窓会の広報委員を務めさせていただきます。半世紀に渡り発行されてきた同窓会報は小金井キャンパスの歴史を記録した資料でもあり、その記事作成に携われることを大変光栄に思います。
 校舎改築で慌ただしかった小金井キャンパスの再開発も、残すところ旧研究室棟部分の中庭化のみとなり、ようやく校舎の全容が見えてきました。また、学部の再編とともに、同窓会も従来の工学部だけではなく、理工学部や情報科学部、生命科学部やデザイン工学部を含めた理系同窓会に拡大し、さらに広い分野の卒業生を迎えるようになりました。母校の益々の発展を願い、同窓会も活性化しなければなりません。
 近年の学生の帰属意識の低下は顕著であり、同窓会の存在を知らない学生も見受けられます。まず卒業後も自分の所属があることを広く知ってもらう必要があり、同窓会報はその入口となり得るものです。広報委員として、若手という視点を活かし、新旧卒業生の皆様に興味を持っていただけるような記事を書いていきたいと思います。