法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
母校の輝きは卒業生の喜び(工学部同窓会長 阿部 鞏) 印刷 Eメール


 平素は工学部同窓会の活動にご理解とご協力を戴き、誠に有難うございます。衷心より厚く御礼申し上げます。同窓会は、工学部の更なる発展のために様々な形で卒業生の力が貢献できるシステム創りに努力しております。母校の躍進こそが、卒業生の喜びとなりますので、本年も工学部並びに工学部同窓会のために一層のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。

工学部同窓会創立40周年記念事業
 工学部同窓会は、1966年10月に創立され、本年40周年を迎えることになり、これを機に幾つかの記念事業を行うことになりました。現在進められている工学部の教学改革等の事情を考えると、現同窓会組織が一体として行う最後の大事業となることと思います。本学で最も古い学部同窓会として40年の歴史を重ねた工学部同窓会の総決算の意気込みで、記念式典、記念講演、記念祝賀会、記念募金を是非とも成功させたいと念願いたしますので、皆様のご支援とご協力を切にお願いいたします。

工学部の教学改革と小金井キャンパス再開発
 工学部の教学改革と小金井キャンパスの再開発が本格的に動き始めました。去る5月に開催された大学の評議員会において寄付行為の改正が上程され、工学部の中から建築学科、都市環境デザイン学科、システムデザイン学科の3学科が独立してデザイン工学部として新設されることが承認されました。仮称としながらも、引き続き基盤理工学部、生命科学部の立ち上げが示唆されました。又、デザイン工学部は市ヶ谷キャンパスに設置されることも決定されました。新学部設置に伴う各学科の改組再編については、更に協議が必要とされております。
 教学改革の進展により小金井キャンパスの再開発も具体的になってきたようですが、2007年、2008年に予定されている教学改革に対応するにはほど遠いものがあり、暫くは学生も苦労するものと思われます。昨年、工学部教授会が元大学理事2名の定年延長を拒否したことは晴天の霹靂でした。改革促進に向けて、工学部教職員各位の一層の団結が望まれます。

大学が取り組む重要課題
 大学の2006年度予算案が紆余曲折の中で去る3月29日の評議員会で承認されました。小金井キャンパス再開発、第一中・高等学校新校舎建設、富士見坂校舎改修(旧嘉悦学園)、複合施設建設等の建設修繕事業の約180億円を含む、約620億円の内容です。又、4月31日には2005年度の決算が報告されました。
 大学は今年度の重要課題として、①教育研究面での更なる改革、②法政コミュニティの構築、③受験生確保に向けた入試改革、④教職員年金問題への取組みを挙げました。
 評議員会での総長挨拶の中で本学の研究分野について「先端的研究分野を確保しうる工学部の改革を急速に進める必要がある」と述べられており、全学的に工学部への期待が益々高まっております。
 又、本年4月から大学の総務部に「オレンジネット校友課」が設置され、大学ファミリーとしての卒業生・在校生・保護者と大学の絆を強めるために、オレンジネットワーク事業を展開しております。卒業生との強い団結力をもとに「リーディング・ユニバーシティ」を目指すものですが、「法政オレンジCAMPUSカード」の発行や「法政フェア」の開催を進めて、この課題に対応しております。クレジットカードについては、旧校友会が「法政校友カード」を平成5年3月にスタートしており、利用者の切り替え希望も受け付けております。

校友連合会
 今年度も、10月27日の「第14回全国卒業生の集い・沖縄大会」をはじめ、「第5回オール法政ゴルフ大会」(9月14日、キングフィールズGC)、「オール法政新春の集い」(2007年1月20日、帝国ホテル)等が計画されておりますので、皆様も校友連合会の諸行事に是非ご参加戴き、全国の仲間との出会いを広げて母校発展の一助に繋げて下さい。工学部同窓会費3,000円に加えて校友連合会費3,000円の納入もよろしくお願いいたします。
 ところで、校友会から卒業生組織の一体化を目指して2002年10月にスタートした校友連合会は事業展開が軌道に乗り始めたかのようですが、財政面や組織としての確立が遅々として進展していないところが心配です。会費の一本化も進まず、旧校友会の解散時における約9400万円の財産処分についての精算報告も2003年3月に終了させるとの公約にも拘らず、3年半を経過しても未だに報告がありません。校友連合会員の85%以上が旧校友会員であることを考えれば、校友連合会報で詳細に説明されるべきでしょう。

工学部同窓会の今後
 工学部の改組再編は同窓会の改組再編にも繋がります。来年度の我が同窓会最大課題は、教学改革の進展と改組再編を見ながら同窓会の分割と財産処分を公正公平に行うことと、更なる発展の方向性を見出すことだと考えております。

 
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