法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
第27号 法友工体連会報1/4(2010年4月14日) 印刷 Eメール

第27号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

〜少林寺拳法部創立四十周年〜

 平成21年9月27日(日)、工体連少林寺拳法部創立四十周年記念行事が法政大学小金井キャンパス東館にて開催されました。行事は二部形式で、一部はOB現役合同練習会、二部は記念祝賀会で構成され、場所はそれぞれ小体育室、マルチユースホールで行なわれました。  OB現役合同練習会では、現在も少林寺拳法を続けているOBと卒業以来久々に道衣に手を通したOBが、現役部員と一緒になって各自自己管理の下、怪我をしない程度に往時の基礎体力運動に挑戦し、爽やかな汗を流しました。  記念祝賀会では、来賓として工体連OB会会長菊池貢一様、工体連委員長末次正人様、工体連少林寺拳法部元部長内藤栄様、同じく小鷹俊彦様にご臨席賜りました。また、来賓の皆様方のスピーチにおかれましては、少林寺拳法部との関わり、今だから話せるOBの現役時代のエピソード等披露され、大いに祝賀会に花を添えて頂きました。久しぶりに再会したOB同士も、当時の先輩、同輩、後輩の垣根無く、学生時代の苦楽を共にした思い出話に花が咲き、参加者それぞれが良い思い出を残せた祝賀会でした。  今回のOB参加は23名。OB総数が142名なので2割に満たない出席率でした。しかしながら、昨今の社会情勢、経済状況を鑑みるとそれぞれが多忙である中、参加して頂いたことはとても嬉しく感謝しております。  一方現役部員数は、若者の団体への帰属意識の希薄化、特に武道系クラブ入部者の減少で、現在厳しい状況が続いております。学生を取り巻く環境の変化等、理由は様々ありますが、これらに甘んじることなく、また迎合することなく、自分達の長所を積極的に前面に押し出し、現状を打開してゆくことを期待しております。それにはOB達も元気を出して現役諸君をサポートすると共に、少林寺拳法部の更なる発展と活躍を期待し、次の世代へ伝統を伝えてゆけるように努力してゆきたいと思っております。(米地明彦 ’78)


デザイン工学部長ご挨拶 『皆さん大いに期待しています』  デザイン工学部長 坪井善隆

 
建築・都市環境デザイン・システムデザインからなるデザイン工学部は理工学部より分離し、市ヶ谷田町に展開し、2010年度に完成を迎えます。
 また大学院デザイン工学研究科も発足します。小金井地区と離れていますが、変わらず理工学部・生命機能学部・情報学部・デザイン工学部一体となり、工体連を育てたいと念願しています。たまには小金井から市谷まで遠征して、ジョギングを外堀、武道館のある北の丸公園、皇居一周などでしてみませんか。帰りは神楽坂の安い居酒屋で一杯。いいと思いますよ。 バンクーバーのオリンピックが終わり、日本は惨敗でしたが、浅田真央選手は頑張りましたね。銀メダルで残念ですけど、トリプルアクセルを3回も成功させた技術は世界一。世界で誰もできないことを挑戦して感動を与えてくれました。後半単純なミスで2位ですが、完璧にできたとしても果たして金が取れたか疑問です。これは採点の基準によるものでしょう。体操の様に高難度に高得点を与えなければ技術の進歩はないと思います。
 今はスノーボードの方が盛んのようですが、スキーも楽しいものです。中学3年の時スキー教室が初めて開かれ、それに参加したのが初滑りでした。  50年以上の前の時です。スキー板は木材の合板スキー、締め具、カンダハー、ワックスは銀パラであった。乾燥室でのワックス塗は面倒であった。友人達とスキーにでかける時は、常に夜行列車であった。5、6人のグループで、1人だけ荷物を持たず並ばせ、列車に飛び込み、窓を開けて荷物、人が入り込むのである。新聞紙を椅子の下に敷き、すぐ寝込む者もいる。早朝に長野や松本に到着して、すぐ立ち食いそば屋に飛び込んだその味が忘れられない。
 1956年にコルティナダンペッツォオリンピックでトニーザイラーがアルペンの3冠王に輝き、猪谷千春が回転で2位入賞してスキーブームが到来し始めた時期です。数年後、志賀高原で猪谷千春の滑降による風を直接肌に受けて感激しました。高校・大学時代を通じて、愉快な友人や先輩に出会いました。 その1:Aさんカレー注文、Bさんもカレー注文、Aおもむろにソースをかける、B「カレーにソースなんかかけるものじゃないよ」、B一口食べて「ソース、ソース」と絶叫。
 その2:合宿所のトイレ、Cさん大きい仕事中、女子高校生数名来て、扉をたたく。C「どうぞ」、「きゃー」女子生徒逃げ出す。
 その3:D君ゲレンデに着き、3m滑ったとたん、板ぽっきり、宿のおやじさんがジュラルミンで補修、D1週間それで滑り続けた。
 その4:100名以上の集団で夕食、おひつがいくつかある。飯に制限がある。隣のいかにも田舎育ち、1杯目、どんぶり飯をおかずにご飯、漬物で2杯目、3杯目でやっとおかずとご飯。おひつは空っぽ。このようにたくましいのが何人もいる。都会育ちは勝てない等々。
 工体連で活躍されている皆さんはあくまでも学問第一であり、強靭な精神力、弱い者をいたわる心を育てるためのスポーツです。先輩達もそのようにして、いま各方面で立派な社会人として活躍しています。皆さんに期待しています。

 
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