第81号 法政大学工学部同窓会報を10回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.
工学部同窓会が「理系同窓会」に改編
●大学改編と同窓会の現状
法政大学は、近年、工学系・理系の教学充実を図るため、2007年に「美学」と「工学」の融合から生まれる次世代の工学デザイナーを育成することを踏まえ、デザイン工学部を工学部から分離独立し、市ヶ谷キャンパスで新たにスタートした。2008年には、論理的な思考を身に付けて、科学技術の発展と社会的環境に対応出来る次世代の技術者を育成することを踏まえて、理工学部と生命科学部をスタートした。このことにより工学部は発展的に改編し、工学系・理学系の学部が誕生した。 大学の学部再編成により、同窓会組織も改編が余儀なくされ、工学部同窓会も発展的に改革することとし「大学の発展と同窓会の発展」を両輪と位置づけ、同窓会を大集約した組織体として、2007年1月から協議を開始し、2011年4月1日から活動が始まります。 これまでの経緯を踏まえて今後の方向性を以下の様にご提示します。
●構成について
(1)構成は、旧工学部同窓会(各学科同窓会)と新設される情報科学部(各学科同窓会)並びに生命科学部(各学科同窓会)が同列で、一括直接加盟して構成することを原則とする。[上図を構成図を参照] (2)組織と運営は、旧工学部同窓会の会則等に準拠した体制で活動する。 (3)役員・委員は、旧工学部同窓会の会則等に準拠する。 (4)仮想学部同窓会は、必要に応じて構成し、学部単位または所在するキャンパスに区分して設置する。原則として、会長・副会長(学部・所在選出)がその任にあたる。 (5)理系同窓会の会則等が施行されるまでは、旧工学部同窓会の会則等に準拠して日常の運営にあたる。[第139回理事会(2010年6月4日開催)にて将来構想検討委員会の松谷委員長から提案と報告があり、承認済]
●構想と考え方
これまで、5回の将来構想委員会で色々な意見が出されたが、組織は大きく活動は科学の絆を強く、を年頭にして、基本的には現行の工学部同窓会と同様に各学科同窓会の集合体で連合組織として構成することが望ましく、各学科同窓会は学科の特徴を踏まえて自主独立の活動を行なうこととして、8月の理事会の承認を得ました。今後、具体的な準備に着手します。尚、理事会で承認されている事項は、以下の通りです。 1.名称:法政大学理系同窓会 2.設立:2011年4月1日 3.財産:原則として現工学部同窓会の体制を引き継ぐ 4.事務局:原則として現工学部同窓会の体制を継続 5.移行処理:理系同窓会の会則等がされるまでは、現工学部同窓会の会則等に準拠 6.構成と組織:モデルを作り、将来構想委員会にて協議(掲載の構成図は検討用) 会 長 佐藤 敏夫 副会長兼将来構想委員会委員長 松谷 勝
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