法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
法政大学工学部同窓会
第82号 法政大学工学部同窓会報 1/12(2011年05月03日) 印刷 Eメール

第82号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

さようなら工学部同窓会,進取の理系同窓会へ

 工学部同窓会は2011年3月31日を発展的に大改編し、45年の歴史をもって幕を閉じます。 工学系・理学系の同窓会を大集約した組織体として、2011年4月1日から「理系同窓会」として活動を開始します。
 同窓会を設立し、45年の長い年月を支えて下さいました先輩諸氏並びに教職員の皆様に、心から感謝とお礼を申し上げます。
 工学部も、1944年4月に法政大学航空工業専門学校としてスタートし、1950年4月から工学部として発足して今日に至りました。 2011年3月に最後の卒業生を送り出して、その歴史を閉じることになりました。
 法政大学は、近年、工学系・理学系の教学充実を図るため、2000年に情報科学部が小金井キャンパスに設置され、2007年にデザイン工学部を工学部から分離独立し、市ヶ谷キャンパスでスタートしました。2008年には、理工学部と生命科学部をスタートしました。工学部は発展的に改編し、工学系・理学系の学部が再編成されました。
 このことにより同窓会組織も改編が余儀なくされ、工学部同窓会を発展的に大改編し、「理系同窓会」に移行することを第140回理事会(2010年8月6日開催)にて決定しました。
 工学部同窓会報は、1966年10月に第1号が「工学部同窓会結成」を特集として発刊されました。以後、その時々の同窓会活動を掲載して「同窓生の絆」を繋ぐ唯一の情報発信を担って来ましたが、この82号をもって最後の会報となりました。会報の発行と継続にご尽力下さいました広報関係の各位に心からお礼申し上げます。
 新しく発足する「理系同窓会」も、工学部同窓会の創立時の精神である「大学と同窓会は車の両輪であり大学の発展は卒業生の絆と協力が不可欠である」との基本理念を踏まえて活動を推進されることを期待しております。
 これまでの工学部同窓会と同様に「理系同窓会」を、よろしくご支援賜ります様お願い申し上げます。工学部同窓会をご支援・ご協力・誠にありがとうございました。
同窓生各位のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。


理系同窓会長就任にあたって


 昨年11月に開催されました会長推薦委員会(各学科同窓会長9名)に於いて選任され、その後の相談役会議(同窓会長経験者)に諮問を経て、第141回理事会で承認されました。
 理系同窓会発足の経緯については、平成19 年4月、工学部よりデザイン工学部が分離され、新たに市ケ谷校舎でスタートし、更に平成20年4月には理工学部、生命科学部が新設され工学部の募集が停止されました。
 新設学部の最初の卒業生は平成23年と平成 24年3月になることから、工学部同窓会の改組再編が余儀なくされました。
 これを受け、「工学部同窓会将来構想検討委員会」が平成20年3月阿部委員長のもと発足致しました。同窓会名称、会則、組織、財務等について検討が重ねられ、平成22年12月理事会に於いて再確認がなされ、平成23年4月より「理系同窓会」として新たな船出をすることとなりました。 理系同窓会は、理工学部、デザイン工学部、生命科学部、情報学部の各学科同窓会と地域同窓会で構成されます。旧工学部同窓会に所属しておりました経営同窓会、システム制御同窓会については、継承学科がないことから、現況のまま加わることになりました。また、情報科学部系、生命科学系のそれぞれの学科同窓会についてはまだ設立されておりませんので、今後設立準備に向け協力していきたいと考えております。
 4月からのスタートとなりますが。課題は山積しております。理系同窓会発足に関する行事、工学部同窓会終了に伴う行事(創立45 周年行事)等がありますが、新たな体制を構築する全員の知恵を出し合って、対応していきたいと思いますので、皆様のご協力を是非お願いいたします。 理系同窓会として進めていく上で、工学部同窓会の設立の基本理念を踏襲し、新たな発展を目指したいと思います。それには、若い人たちの参加が必要不可欠です。私も20数年同窓会運営に関わってきましたが、若年層の参加が芳しくない状況が続いており、今回の「新組織」発足では、新しい学部・学科の同窓会が加わることで、必然的に若手の参加が見込まれ、旧工学部系同窓会もこれを機に、活性化促進の相乗効果を期待しております。
 理系同窓会の皆様は、広範な分野でご活躍されていると思われますが、皆さんの絆、ネットワークはまだまだではないでしょうか?また世代間の絆もか細いものと感じております。 新しい同窓会は、全世代、全員参加型を目指したいと考えておりますので、卒業生の皆様はもとより学校関係者の方々のご指導、ご協力をお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。

 
第28号 法友工体連会報4/4(2010年12月21日) 印刷 Eメール

第28号 法友工体連会報4/4(2010年12月21日)

第27号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

各部OB会通信


剣道部

●工剣会新会長 工剣会OB会長 古藤 正也 ( ’66年卒)
 
工体連の皆様始めまして。私は1966年土木専攻で剣道部第3期卒業しました古藤正也と申します。
 長年工剣会の会長として重任を果たされた室井会長が、今年で工剣会名誉会長として一線を退き、又工体連会長、工剣会幹事長及び剣道部の監督として頑張ってくれた菊池君が体調を崩されたことで、小生が工剣会会長として重責を賜りました。
 先般の工剣会総会で新組織と実施目標を発表しました。
【目標】
1:コミュニケーションの充実(住所録の充実、現役との交流)
2:剣道部創立50周年記念行事の実施(記念誌発行、パーティの実施)の2点を掲げました。

 どうぞ皆様にはご指導、ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。
 工剣会の会員の皆様で連絡を頂けない方がいます、連絡を下記のところに下さい。
【組織】
(名誉会長)室井正史
(会 長)古藤正也
(副会長)角坂好昭、妹尾俊明
(副会長)小野孝広、武井俊通
(幹事長)菊池貢一
(幹 事)望月久生、加藤芳則
(幹 事)白田隆雄、藤井涼
(幹 事)酒井伊智郎
連絡先
幹事 酒井伊智郎 電 話:048-473-6450 メール:ichirou.sakai1020@nifty.com
会長 古藤 正也  電 話:045-663-9580 メール:m-koto@agate.plala.or.jp



●工剣会新監督 工剣会監督  小野 孝廣 ( ’76年卒)
 
この度剣道部の監督を仰せ付かりました、1976年(電気)卒業の小野と申します。 卒業して早34年の年月が過ぎてしまいましたが、学生と剣道に関わる事が出来、責任の重さと緊張感を感じております。微力ですが今までの経験を学生たちに伝えていきたいと思います。
 現役時代に関東理工系剣道選手権大会団体にて優勝したことが、非常に支えとなりました。学生へ伝えたいことは、全員の目標を1つに掲げ、気持ちが一緒になり、努力を惜しまなければ必ず達成出来ると言うことです。
 学生達にそのことを実感させたいと思います。最近の一般学生を見ますと、非常にドライで効率的に考える方が多いように感じますが、工体連の学生は、文武両道で何事もチャレンジして、達成して頂きたいと思います。
 昭和の剣聖(範士十段)持田盛二先生の遺訓に、「私は剣道の基礎を体で覚えるのに五十年かかった。」とあります。
 私自身も、基本を大切に生涯現役を目指して、努力していきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。簡単では御座いますが、ご挨拶に代えさせて頂きます。



サッカー部


●新OB会長 サッカー部OB会長  伊藤 昇 ( ’73年卒)
 工体連OBの皆様こんにちは。今年6月よりサッカー部OB会長を務めさせて頂く事になりました伊藤と申します。
 永年に渡り監督また会長としてOB会の発展にご尽力いただいた大島光雄先輩の後任として微力ではありますが工体連及びOB会の発展また現役への更なる支援に向け頑張る所存ですので工体連OBの皆様、ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。
 サッカー部は2014年に創部50周年を迎えます、現在OBの数も約350名と大所帯になっており日本全国に散在するOBの結束、連携を更に深める為OB会の組織、体制の強化が急務になっています。
 今後幹事を中心にOB会の更なる充実また現役への支援に向けしっかり取り組んでいきます、そしてこれまで以上にOB同士またOBと現役の親睦、交流が深められたらと思います。そして4年後には全国から多くのOB出席のもと盛大な創部50周年祝賀会を開催したいと思います。
 これからもサッカー部OB会に対しご支援、ご協力を宜しくお願い致します。



●サッカー部、小金井市シニアリーグ5連覇達成!
 小金井市シニアサッカーリーグにおいて、法政工体連サッカー部OBを主体とした「TECH FC」が5連覇を達成しました。
 シニアリーグは、40歳以上が参加資格となっています。この世代は社会の中にあっては働き盛りのため、普段なかなか集まることは出来ません。従い、試合のみに集まり、練習は各自でということになります。試合になると、気持ちは若い頃と同じでも、体力勝負で日頃の体調管理がものをいうことになります。
 技術は小金井キャンパスで培ったものがあるため、身体が覚えていますが、体力がついてゆかず脚がもつれて珍プレー続出です。それでも、最後は気合で連覇を達成できました。
 OBチームは、大学の現役時代に一緒に汗を流し、切磋琢磨していたため、練習なしで初めて参加しても違和感なく試合に入ることが出来ます。新たに参加すると、そのチームに馴染むまで時間が掛かることを考えると、非常に居心地の良いチームと言えます。このような受け皿を準備してくれている幹事には感謝に堪えません。
 齢を重ねてきているため、あと何試合出来るのだろうと考えてしまうこともありますが、サッカーが出来ることを喜びに生涯スポーツとして継続して行きたいと思っています。
(サッカー部 髙橋孝志 ’83)


2010 工体連OBの集い(ホームカミングデー)開催!
日時:10月31日(日)13:00~ 於:小金井キャンパス
内容:講演「理工学部の現状」崎野清憲 理工学部長
内容:講演「近代アンテナの夜明け」中野久松 理工学部教授
   懇親会 15:30~
 会費 6,000円

 
第28号 法友工体連会報3/4(2010年12月14日) 印刷 Eメール

第27号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

活躍する工体連OB

航空の安全を支える「心」「技」「体」  松田 喜代治(ソフトテニス部 ’79 )
 私は、S54年に機械工学科を卒業後、全日本空輸株式会社(ANA)に入社し、28年間ANAの整備関連の仕事に従事して来ましたが、3年前よりANAグループのパイロットを養成するInternational Flight Training Academy(IFTA)と言う会社を運営しています。
 ところで、工学部の前身は航空工業専門学校だった事をご存知でしょうか?
 私は入学した当初、工学部が航空機に関係のあることをまったく知りませんでしたので大変驚きました。また、最近は、航空操縦学専修も誕生し、大変日本の空と関係があるのです。
 
そこでこの機会を通して、簡単に会社と副操縦士になるまでの概要を紹介させて頂きたいと思います。
 IFTAは米国カリフォルニアのベーカーズフィールド(ロサンゼルスから車で2時間)にあるメドーズフィールド空港に隣接し、約87,000m^2の敷地内に宿泊施設と訓練棟、整備用格納を保有しています。
 訓練は、単発の訓練機21機と双発の訓練機9機、そしてシミュレーター3台を使用し、訓練教官約60名を含め約100名のスタッフで常時約130名の訓練生を訓練しています。
 ANAの副操縦士になるまでの課程は、現在私のいる米国IFTAで約2年間の基礎訓練を実施し、その後日本での6ヶ月の実用機訓練(B767,A320等)と4ヶ月の路線訓練を実施し、晴れて副操縦士としてお客様を乗せて空を飛ぶことになります。
 我々ANAグループは、安全を経営の基盤に皆さんを楽しい空の旅へご案内しているので、安全の要の一つとして重要な役割を担っているパイロットの訓練は、取り分け真剣です。そして、その安全を堅持する為に大変重要な訓練がIFTAで実施する基礎訓練課程なのです。なぜならば、これまで空と縁の無かった人を含め、安全なフライトをする為の飛行技量は勿論の事、強い精神力の重要性、健康な身体の重要性をこの2年間の基礎訓練でしっかり体得するからです。
 私は、新しい訓練生が来た時の挨拶で必ずソフトテニス部時代を思い起こし訓練生に「心」「技」「体」の重要性を話します。
 それは、私はパイロットではありませんが、この基礎訓練を通して訓練生を見ているとまさにスポーツ選手の育成と類似しているからです。パイロットとしての適性(スポーツの才能)を持った訓練生(選手)が教官(コーチ)の指導のもとに飛行技量(テクニック)を身に付けていきますが、必ずしも上り調子で上達するわけではなく、精神面が不安定だとスランプに落ち込み、技量が低下し試験(試合)で実力が発揮出来ない場合があります。また、体調も優れないと集中力が欠如し実力が発揮出来ないので、まさにスポーツ選手と一緒です。
 この様に大学4年間の部活を通し、諸先輩方の指導のもと身を持って学んだ「心」「技」「体」の重要さが、約30年も過ぎてしっかり思い起こされる日々を過すとは思ってもおりませんでしたが、引続き安全な空の運航を目指し、多くの訓練生に学生時代の経験を思い起こし、訓練の励みとなる話が出来ればと思いカリフォルニアの空の下で頑張っております。


祝 平成21年度土木学会賞(論文賞)受賞!  工学博士  灘 英樹(サッカー部 土 ’85)

 
学位論文の内容は、「自治体の下水道経営を長期的に検討する手法」を提案しています。
中小規模の自治体に於いては、下水道の普及率が低く、今後も整備を進めて行く必要があるにもかかわらず、財政状況が厳しく、下水道事業費が一般会計過の負担になっている場合が多い。
さらに、このような所は一般的に人口減少や高齢化が顕著であり、将来において一般会計の税収減と社会保障の負担増など下水道事業会計はいっそう厳しくなることが予想されるために検討された内容です。
 灘さんは、卒業後、川田工業株式会社電算センターに就職後、29歳の時に実家のある境港市の市役所建設部に転職し、40歳を過ぎてから鳥取大学の博士課程を卒業され、その卒業論文がこの大賞を受賞しました。仕事の傍ら土日を使い、往復4時間の通学にも耐え、見事に博士になられたこと、本当に素晴らしいことです。(サッカー部 細淵祐二 ’86)


●校友連合会 能楽鑑賞会の案内

 
  数ある大学の中で、法政大学だけが能楽研究所を持ち、能楽を研究し能楽師を表彰していること、また国立能楽堂(千駄ヶ谷)の設計が法政大学大江宏教授(故)であることをご存知でしたでしょうか?
 この度、校友連合会事業部は、クリスマス特別公演に校友会席を確保いたしました。
日時:平成22年12月25日(土)12:00集合、料亭弁当付
場所:観世能楽堂 渋谷区松濤
1ー16ー4 法政校友会席:10,000円(料亭弁当、おみやげ付)
申込締切:10月29日 申込先:
校友連合会事務局 担当:坂本様  FAX:03-3264-4770 TEL:03-3264-1831 
能: 「養老 水破之伝(ようろうすいはのでん)」武田文志
狂言:「武悪(ぶあく)」山本則重
 能: 「乱(みだれ)」武田宗典


 
「九州同窓会」同窓の絆を深めています(2010年12月10日) 印刷 Eメール

 工学部同窓会には,北海道から九州まで,工学部の卒業生による,七地域の同窓会があり,統一した会則に準拠して活動を展開しております。このたび,九州同窓会が三年ぶり,十一月六日に博多で総会を開催しました。九州七県で約七百名の工学部卒業生を名簿上は把握しておりますが,今回は約三十名ほどの同窓生に校友連合会の福岡,筑豊支部等からも参加され,楽しく「同窓の絆」を深めました。工学部同窓会からは,佐藤会長が出席して「工学部と新学部の動向」と「理系同窓会への改編」等について説明がありました。
 また,母校の現状と東小金井駅周辺の変化については,興味深い話題となり,時間の過ぎるのも忘れ,肩を組みながら,青春時代の校歌を大合唱して再開を誓いつつ散会した。(土木七十二年卒,九州会長,藤江則夫)

 
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