法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
法政大学工学部同窓会
第81号 法政大学工学部同窓会報 1/10(2010年9月28日) 印刷 Eメール

第81号 法政大学工学部同窓会報を10回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

工学部長に就任して

2010年4月より法政大学工学部長に就任いたしました。おそらくは最後の工学部長としてご挨拶を申し上げます。
 法政大学工学部は1944年に創立された「航空工業専門学校」を前身とし、1950年に学制変更により「法政大学工学部」となっております。当初僅か4学科から出発した工学部も幾多の変遷を経て、現在では10学科を有する学部となっております。
 この間、研究者および技術者として数多くの人材を輩出し、日本の工業社会の根幹を支えて来たという自負を持つ次第ではありますが、永い歴史を誇る工学部も今や大きな変革の時期を迎えております。理工系学部としては、当初、工学部だけであったものが、ここからまず情報科学部が分かれ、その後も、デザイン系3学科によるデザイン工学部が市ヶ谷に分離展開し、残されたされた小金井の工学部も3年前に理工学部、生命科学部の2学部に改組転換を行っているところであります。また、理学系教育のさらなる充実を目指し、現在、理工学部に物理学系の新学科を来年度開設すべく準備中であります。
 工学部はこの改組転換により既に募集停止をしており工学部として卒業生を出すことはここ数年のうちに無くなります。現在工学部に所属する学生は900名余りで、そのほとんどは4年に在学している状況ですが、これらの学生を卒業まで指導するのが最後の工学部長としての責務であると認識しております。
 工学部はまさに消えなんとしてはおりますが、その伝統と教育理念は改組転換された新学部において新たな展開が図られつつあります。工学部から理工学部、生命科学部ならびにデザイン工学部への転換に伴い、工学部同窓会にも運営上の困難が生じることは否めないでしょうが、卒業生は大学にとってかけがえのない財産であります。卒業生をまとめる組織としての同窓会の伝統を失うことなく学部構成の変化に柔軟に対応し、益々の発展をされることを期待するとともに、法政大学に対する変わらぬご支援を賜りますようお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。


理工学部の将来に向け

工学部同窓生の皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。この度、理工学部長に就任いたしました崎野清憲でございます。
 現在、設置期間中にある理工学部は、学部の基盤づくりとさらなる教学改革へ向け順調に歩を進めている状況です。その中にあって、2011年4月には新たに「創生科学科」が設置され、理工学部は5学科からなる学部へと発展して参ります。創生科学科は理工学部の深い教養と真の独創性の育成という理念を融合・発展させつつ、学士力に基づく学士過程教育に重点を置き、21世紀を担う「理系ジェネラリスト」の養成を目指しております。
 理工学部では、法政大学の理念である「自由と進歩」のもと、時代の先端技術に常に対応出来る専門基盤技術を身につけた高度な「ものづくり」に携わることが出来る人材、さらには持続可能な社会の発展に貢献出来る創造性豊かで幅広い教養と国際性を身につけた自律性のある技術者・研究者の育成を目的としています。
 このような認識のもとに、初年次には“自然科学の方法”“デザインとテクノロジー”、さらに生命科学部と共通の“科学実験”といった基礎教育科目を設け、広い視野をもったエンジニアを育ててゆきます。
 また、履修モデルとしてコース制を設け他学科科目の履修も可能とするなど、時代のニーズと個々の学生のキャリア形成志向に応じた柔軟な学びを可能としています。
 さらに、学生自身の問題解決能力を涵養するプロジェクト学習(PBL:Problem Based Learning)の導入、在学中に社会体験をさせ勉学意欲を高めるインターンシップ、工学部時代からの伝統であるノートPC貸与に象徴される充実した情報リテラシー教育など、新しい取り組みを意欲的に取り入れた教育カリキュラムを展開し、有為な人材を社会に送りだします。
 2009年にはカリフォルニア大学デービス校(UC Davis)と提携協力し、短期SAプログラムを完成させました。改組と共に小金井校地のキャンパス整備も進み、2010年12月には北館が竣工し快適な教育・研究環境が実現します。新学部の快適な教育・研究環境の下、工学部の伝統を引き継ぎ研究、教育、国際化いずれの面でも優れた学部とする所存です。


ご確認!! 79号の会報からは会費納入者のみにお送りしています。

 
第80号 法政大学工学部同窓会報12/12(2010年9月21日) 印刷 Eメール

第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

会報配布について‼今後、同窓会費(年額3,000円または終身会費)を振り込んでいただいている方だけに会報が届きます

これまでは、卒業生で住所が判明している方、約3万名に同窓会報をお送りしておりましたが、会費納入会員(以下、会員)が大幅に減少しております。2000年度(平成12年度)は、約3,800名ほどの会員がありましたが、2007年度(平成19年度)は、約1,700名で約45.6%も減少しております。正味財産も2000年度を100とした場合、2007年度においては51.0%に減少しました。
 このような、財務状況を第131回理事会に報告し、今後の組織維持と活動を鑑みて、断腸の思いで、2009年度に発行する同窓会報から、原則として会費納入の方々に同窓会報を送ることを提案し、承認を得ましたので実施させていただきます。
 尚、会費納入者としての扱いは、前年度(2008年度)並びに当該年度(2009年6月末)に年会費および終身会費を納入された方とさせていただきます。
 これまでご愛読下さいました同窓生各位におかれましては、誠に遺憾でございますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 会報が届いていない方々にはその旨をご説明いただければ幸いです。会費を納入して会報で今の工学部をご理解下さい。 (会長 佐藤敏夫)

住所変更は必ずご連絡下さい
 個人情報保護法により、OB・OGの皆様の住所が大学から入手出来なくなりました。
 そのため、大学から送られてくる資料内のハガキで変更依頼をしても、同窓会で管理している住所は変わりません。
 必ず右記のいずれかの方法で同窓会までご連絡下さい。
①電話もしくはファックスにて
 同窓会事務局
 TEL/FAX 042-387-6385
②メールにて
 または ikkoアットマークhosei.ac.jp アットマークのところは,半角の@にしてください.

編集後記

 この会報の編集委員は20代から70代まで、大変バラエティな広範囲な年代で構成されています。それだけに、何を取り上げるか意見も多種多様です。皆さんに読んで頂くために、どんな内容が望ましいか、皆さんからのご意見を頂ければ今後の参考にしたいと思います。ご提案をお待ちしています。(記 原田)


 
第80号 法政大学工学部同窓会報11/12(2010年9月14日) 印刷 Eメール

第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

’09工学部ホームカミングデー 盛大に開催される!!

工学部同窓会の恒例になっておりますホームカミングデーが2009年11月1日(日)午後一時より小金井祭の初日に開催いたしました。
 今回は'59、'69、'79、'89、'09、'99卒業の方々をメインゲストとし、ご来賓を含め100有余名が集いました。
 第一部の講演会では、八名理工学部長に「理工学部の現状について」をまた、金井教授には「Webコミュニケーションとセキュリティ技術について」をそれぞれご講演頂き、先端技術の話を興味深く聴いて頂きました。
 第二部の懇親会では大学関係、校友連合会、工体連OB会のご来賓の方々にご挨拶を頂き、歓談に入りアトラクションとして工学部マンドリンクラブの心地良い音色に耳を傾けながら、昔話と変わり行く工学部を肴に楽しい時間を過ごしました。
 最後は全員で肩を組み校歌を斉唱し、お開きとなりました。
 次回は'60、'70、'80、'90、'00、'10をメインゲストに開催いたしますが、回を重ねる毎に楽しさが増すよう努めてまいりますので、多くの卒業生の方々のご参加をお願いいたします。
実行委員長
松谷 勝(電71)


土木工学科入学者の一級建築試験の受験資格について

工学部土木工学科に入学し(2003年度以前)、都市環境デザイン工学科として卒業した(2004年度以降)方は、実務経験2年以上で一級建築士試験に出願ができます。その際は、以下の点にご注意ください。
・ 学校コード「999999」でお申し込みください。
・ 大学発行の一級建築士試験受験専用の卒業証明書と成績証明書が必要です。


 
第80号 法政大学工学部同窓会報10/12(2010年9月7日) 印刷 Eメール

 第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

土木同窓会

■創立50周年記念大会開催

 平成21年11月23日(月)勤労感謝の日に合わせ東京都新宿の京王プラザホテルにおいて200余名の同窓生が集まり盛大に50周年記念を祝いました。
 司会役を担当した1985年卒上木氏の開会宣言に続き、梅園土木同窓会長の開会挨拶では昭和34年の10月に発足した土木同窓会の半世紀に及ぶ歴史が説明され、この50周年記念を節目に同窓会の名称を「法土会」に改名すると提案され了承されました。
 また、米寿を迎えられました恩師山門明雄先生、名誉教授になられた西谷先生から懐かしい昔話と祝辞をいただきました。都市環境デザイン工学科主任教授の満木先生からは大学の状況説明がありました。土木・工学部・校友連合会等の同窓会でご活躍されました1958年卒の加藤正男先輩の乾杯の御発声で懇親会が始まりました。
 各々が再会を祝して杯を酌み交わす中、現役の先生方の紹介、工学部同窓会の佐藤会長をはじめ歴代の土木同窓会長の祝辞や同窓会で活躍されました諸先輩方の思い出話を頂きました。牧野先生による「青春の軌跡」と題して工学部校舎の移り変わりと当時のスナップ写真のプレゼンテーションが行われ学生時代の想い出が蘇りました。
 また、1966年卒勝山さんをリーダーとする工学部ハワイアンバンドOBの生演奏などを聞きながら再会を楽しみました。
 法政大学校歌が流れる中、壇上では来賓の方々や各卒業年度でグループを作り記念の集合写真を撮りました。参加者全員が肩を組み、1986年卒土屋元応援団長の音頭で「良き師良き友集い結べり」の校歌を斉唱し、船木実行委員長からは60周年記念大会で再会しようとの閉会挨拶で解散となりました。(土木同窓会副会長 1969年卒 栄 毅熾)


関西同窓会

■新年会開催

 平成22年1月22日(金)18時00分より、大阪市心斎橋駅近くの「ハートンホテル心斎橋」にて、関西同窓会新年会を開催しました。関西同窓会は、年に数回開催されます。春と秋にはゴルフコンペ、年度初めには総会・講演会・情報交換を中心とした座会を開催しています。新年会は、華やかな音楽界を楽しんでいます。
 その他、社会の多様性に向けて見学会を開催しています。今回は3時間制限の中で音楽会の後、会員の近況報告など、思い思い情報交換を致しました。産官学多様性の中、法政大学並び校友連合甲斐の変革について、解説をして頂きました。尚、今回連絡の届かなかった法政大学(大学院含む)工学部卒業・修了の方は、次回御案内致しますので、会長(須藤英男)まで連絡下さい。

■卒業から50年!! 橙杜会開催

 平成21年5月25日(1泊2日)に箱根強羅せせらぎ荘で橙杜会を開催しました。
 橙杜会は昭和34年(1959年)に建設工学科(土木専攻)を卒業した者達のクラス会で、3年生から土木専攻と建築専攻に分かれ、土木専攻は30数名の1クラスだけでした。当時の校舎は東京麻布三ノ橋にあって他の組織も同居した小さな建物でした。まだ都電(路面電車)が縦横に走っている時代でしたが、一方で戦後の混乱時に一区切りがついて経済の行動成長が歩み始めた頃でもありました。
 それから50年が経過し、その間幾度かクラス会を行ってまいりましたが、今回は卒業後50年という節目の記念クラス会となりました。在学当時大変御世話になった中島国明氏(当時は助手)にもご参加して頂き10人という少々寂しい集まりでしたが、遠路四国、九州からも参加者があり、なごやかに思い出を語り合い、話題の尽きない一夜を送ることが出来ました。次回はいつ?なんて話も出ましたが、まもなく後期高齢者になろうという一同、あまり期待せず喜寿(77歳)を目標に大笑いする中で散会しました。 (平成21年7月 文責 章次)

■舞鶴基地見学

 平成21年7月15日(水)13時より舞鶴市にて、海上自衛隊舞鶴地方隊総監部見学会を開催しました。赤レンガの総監部の建物は、初代(明治34年)総監は、東郷平八郎元帥です。会員は、来年の大河ドラマの撮影場所に腰を下ろし、しばし歴史を振り返っていました。その他、自衛艦、航空隊を見学して来ました。この企画は、渡邊浩先輩(昭和29年経済学部卒業)の御配慮のお陰で実現致しました。


工体連

 昨年の工体連OBの集い(ホームカミングデー)は集まりが非常に悪く、専用テーブルを準備したにもかかわらず残念な結果になりました。
 平成22年度も恒例ではありますが、以下の予定で活動します。
4月15日(木) 第1回理事会、会報27号発行
6月26日(土) 第2回理事会、工体連お祭り
8月19日(木) 第3回理事会 
9月11日(土) 工体連ゴルフ大会
10月7日(木) 第4回理事会、会報28号発行
10月31日(日) 
工体連OBの集い(ホームカミングデー)予定
2月17日(木) 第5回理事会
 幾つかの部では、新入部員の数が少なく、部の活動に支障が出始めているような状況です。OB現役の強い絆でこの困難を乗り越えて行けるよう、各部OBは自分の部に対してのサポートを宜しくお願いします。

 
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