法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
法政大学工学部同窓会
第82号 法政大学工学部同窓会報 9/12(2011年06月28日) 印刷 Eメール

第82号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.


窓欄


土木同窓会
●法土会活動報告
 昨年度は、法土会として以下の行事を行いました。現役員理事は、今年3月末で改選となります。4月より新役員理事で法土会活動を行って参りますので、OBの方々の更なるご協力をお願い致します。
【 都市環境デザイン工学科同窓会の昨年の主要な活動】
●法土会北海道地区同窓会 (9月2日(木))
 教員と学生、社会人OBによる研究発表の最大の場である「土木学会全国大会」が、北海道大学札幌キャンパスで開催された。この大会に参加した教員・OB・学生と北海道地区同窓生を含めた総勢50名による「土木同窓会と恩師の会」をJRタワーホテル日航札幌で開催した。
●社会工学セミナー(第15回、第16回)
 都市環境デザイン工学科と法土会は共催で2000年より社会で活躍中の技術者や、本学教員による貴重な業務経験や研究内容の一端を社会工学セミナーとして、同窓生および院生・学生諸君を対象とした講演会を催しています。
☆第15回社会工学セミナー(6月16日(水))
「豪雨のしくみと地球温暖化の影響について」
 都市環境デザイン工学科     鈴木 善晴 准教授
「ダイオキシン類による底質汚染の現状とその対策方法について」 五洋建設・本学兼任講師    佐藤 昌宏 氏(1994年土木卒)
☆第16回社会工学セミナー(11月19日(金))
「アジア地域の橋梁事情(主にベトナム、香港、韓国他)」 新日本技研株式会社 取締役    伊東 賢 氏(1981年土木卒)
●卒業祝賀会へ補助(3月24日(木))
 卒業の皆様が主催する卒業祝賀会の補助を毎年行っています。
会 長 梅園輝彦(土65)

土木工学科入学者の一級建築試験の受験資格について
 工学部土木工学科に入学し学科名称の変更により、都市環境デザイン工学科で卒業をされた方は、実務経験が2年以上あることにより標記試験の出願要件を満たします。 出願書類に関して、次の点にご留意下さい。
1. 卒業証明書と成績証明書は、本学が発行する一級建築士受験専用のものが必要です。
2. 受験申込書の学校コードは、「999999」と記入して下さい。


経営工同窓会
● 2010年度定例総会・理事会・懇親会のお知らせ
 例年6月に開催しておりましたが、今回は、下記の要領で開催致しますので、ご案内申し上げます。
  日時:2011年3月26日(土)
    午後2時~5時

 場所:工学部ファカルティ倶楽部
●今後の同窓会のあり方
 経営工学科同窓会の今後について役員会で検討を行なってきましたが、昨年6月に開催された定例総会・理事会で、「将来検討委員会」の設置を決めました。現在度々委員会を開催し、3月の定例総会・理事会に答申が提出できるよう検討を進めています。工学部経営工学科は、この3月末で62 年間の幕を閉じます。卒業生7,600余名。


システム制御同窓会
●瀬部孝先生を偲んで
 さる2010年5月24日、瀬部孝先生がご逝去されました。享年86歳でした。
 瀬部先生には、システム制御工学科の前身となる電気工学科計測制御専攻の立ち上げの際からご尽力いただき、その後も研究、教育にと情熱のこもったご指導をいただきました。我々システム(計測)同窓生にとって、その礎を築いて下さったかけがえのない恩人です。2000年には、この教育業績が認められ秋の叙勲で勲三等旭日中綬章を受章されています。
 瀬部先生が作られた計測制御専攻は、システム制御工学科となり、2011年から創生科学科へと引き継がれていく予定です。創生科学科は、まだ誕生したばかりであり、厳しい状況が続きますが、瀬部先生の思いを大切にし、そしてさらに発展させ、素晴しい学科となるよう努めて行きたいと思います。
 瀬部先生、ありがとうございました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
 また、ご遺族の皆様から、システム制御同窓会(旧計測制御同窓会)に過分なるご寄付をいただきましたことを併せてご報告させていただきます。誠にありがとうございました。


 
第82号 法政大学工学部同窓会報 8/12(2011年06月21日) 印刷 Eメール

第82号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.


窓欄


機械同窓会
●'10工学部同窓会ホームカミングデー
 2010年10月31日(日)13:00 ~小金井キャンパスにおいて、'10工学部同窓会ホームカミングデーが開催されました。悪天候の予想の中、当日は比較的天候にも恵まれ、機械工学科同窓会からも数多くのメインゲストを含む参加があり、新校舎の進捗状況を肴に、懇親会も盛り上がりました。尚、新校舎(北館)への機械工学科の各研究室の移転も昨年末から既に始まっており、新年度からは、新校舎での更なる研究・教育活動の活性化が期待されます。
●2010年度卒業式のスケジュール
 2011年3月24日(木)に武道館で学位授与式が行われます(9:00開場、9:45開式、 11:00閉式予定)。その後小金井校舎にて機械工学科の卒業生に学位記が授与され、東館の学生食堂で祝賀会が開催される予定です。機械工学科同窓会からは井上敏秀会長が出席し祝辞を述べ、工学部同窓会褒賞を学業成績等優秀者へ授与する予定です。


電気電子同窓会
●第9回 ゴルフ親睦会
2010年9月14日、電気同窓会のゴルフコンペが埼玉県の寄居カントリークラブで開催されました。参加者数は19名で、優勝は 1972年卒業の福井正吾氏でした。来年は東京地域で開催予定です。同窓生仲間の和気あいあいのラウンドを楽しみました。皆さん、どうぞお気軽にご参加下さい。

●新年会開催
 1月28日(金)午後6時からJR四ツ谷駅前「スクワール麹町」で新年会を開催しました。大島会長の挨拶、長沼相談役の乾杯で歓談が始まりました。また、松谷工学部同窓会副会長から、理系同窓会発足へ向けての説明がありました。テーブルを囲んでゆったりと新年の会食をしながら、同窓生の連携と親睦を深めました。尾関幹事の指揮で校歌の斉唱の後、藤本副会長の閉会の辞でお開きとなりました。

●電気主任技術者 資格取得認定校の監査に適合
 本学科は昭和29年4月から電気主任技術者資格取得校の認定を受けており、これまでに多くの卒業生がその特典を利用して、主任技術者免許を取得しております。認定校は5年毎に資格審査として、官庁の査察を受けるという決まりに従い、本学科も1月に経済産業省の査察を受けました。
 その結果、関係学科目、実験実習設備等は認定基準を十分満たしており、維持管理状態も良く、引き続き認定校として適合との判定を頂きました。
 卒業生には、関係学科目の必要単位数以上を習得してあれば、実務経験に応じて資格が申請できますので、是非ご一考下さい。


建築同窓会
●「 法政大学55/58年館の再生を望む会」発足
 昨年春に、法政大学より市ヶ谷キャンパスの55年館、58年館を解体して、立て直すという計画が発表されました。 ご存知の様に、55/58年館は既に取り壊された53年館と共に、戦後日本の復興期に、新たな日本の未来をになう若者の教育の場として、当時建築学科教授だった大江宏先生によって設計されました。日本を代表するインターナショナルスタイルの建築として高い評価を受け、文部大臣賞芸術選奨、日本建築学会賞、BCS賞を受賞した名建築です。
 デザイン工学部、建築学科教室においても、この建築を取り壊すことなくリノベーションを行って使い続けることが最善の方法であるという提言を行っていますが、建築同窓会としても、この提言を全面的に支持することにしています。

 ただ、この問題は、建築学科だけの問題ではなく、法政大学全学部・学科の問題であるとの認識から、学部を超えた運動組織として、「法政大学55/58年館の再生を望む会」を10月28日に結成しました。
 11月24日には、増田壽男総長宛に「55/ 58年館の再生活用に関する要望書」を提出しています。
 又、12月25日には、58年館の教室で「大学が未来にわたすもの-法政大学55/58年館の再生を考える」と題されたシンポジウムを行いました。当日は、200名を越える参加者があり、シンポジウムに先立っての、建物見学会においても、この建物の素晴らしさを、改めて考えさせられたという声を、多く聞くことが出来ました。

 
 今後も、「再生を望む会」では、55/58年館の保存と再生の運動を粘り強く続けて
行きます。
 「再生を望む会」HPのURLは、
http://www.55-58saisei.sakura.ne.jp/ です。
 ここで、署名、カンパの募集も行っていますので、ご協力をよろしくお願いいたします。


 
第82号 法政大学工学部同窓会報 7/12(2011年06月14日) 印刷 Eメール

第82号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

’10ホームカミングデーの報告


 工学部同窓会の恒例になっております第六回を迎えたホームカミングデーを季節はずれの台風通過翌日、10月31日(日)小金井祭の初日に併せ開催致しました。
 今回は‘60‘70 ‘80 ‘90 ‘00の卒業の方々をメインゲストとし、ご来賓を含め 100名弱が集いました。

 第一部の講演会では崎野理工学部長に「理工学部の現状について」を、また中野教授には「近代アンテナの夜明け」についてそれぞれご講演を頂きました。平成23年7月から TV電波がアナログからデジタルに切り替えられる節目のこの時期に「アンテナ」のご講演はまさにタイムリーで、興味深く聴いて頂きました。
 第二部の懇親会では、ご来賓の方々(校友連合会岩村副会長、工体連OB会佐藤光男常任理事)よりご挨拶を頂きました。引き続き経営者懇談会金子代表理事のご発声により乾杯が行われ歓談に入りました。アトラクションとして工学部マンドリンクラブの心地良い音色を聴きながら昔話と変わりゆく工学部を肴に楽しい時間を過ごしました。
 最後は全員で肩を組み校歌を斉唱し、工学部同窓会としてのホームカミングデーを終了しました。

実行委員長 松谷 勝(電71)


 
第82号 法政大学工学部同窓会報 6/12(2011年06月07日) 印刷 Eメール

第82号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

 ロボットコンペティションとモチベーション



小林一行教授
東京都出身
経歴
2009年〜 法政大学工学部システム工学科 教授
2011年〜 法政大学理工学部創生科学科 教授


― 現在の研究テーマ(本人及びゼミ)は何ですか?
 センサは、システムを制御するための鍵になります。目的に合ったセンサがあれば、制御は容易になります。ここでは、複数のセンサの先験情報を用い融合することで目的に合った情報を取り出し、より賢いシステムを構築することが目的になります。 これらシステムを実証する具体例として、自律走行車の開発を行っています。
 インターネットからの情報発信としては、3つのホームページで行っています。それぞれ
1.MATLAB関連  http://www.ikko.k.hosei.ac.jp
2.PSoCマイコン関連  http://www.ikko-lab.k.hosei.ac.jp
3.自律走行関連  http://www.arl.k.hosei.ac.jp
でテーマを分けて運用しています。

― ゼミの活動状況はどのようになっていますか?
 6月のIGVC大会、11月のつくばチャレンジへの参加。学会発表は、国内発表、国際会議等7月9月12 月1月3月、適時行っています。
 IGVC大会は、米国で開催される大学生向けの無人移動ロボット競技大会で、2011 年6月で19回目となる大会です。研究室の参加は、1996年から毎年(途中2003年 SARS、2009年豚インフルエンザを除く)参加しています。
 つくばチャレンジは、2007年から毎年開催されている自律型移動ロボットの大会で、研究室としては、2008年から毎年参加しています。
― コンペティション・チャレンジの成果はいかがでしたか?
 2010年は、前述の通り、2つの大会に参加しました。
 IGVC大会は、4つの競技があり、自律走行競技は、4位、ナビゲーションチャレンジ2位、JAUSチャレンジ2位、デザインコンペティション5位で、総合ポイントで、準優勝という結果でした。中でも、惜しかったのは、優勝したUniversity of Detroit MercyのチームにJAUSチャレンジでは、1秒差、ナビゲーションチャレンジでは16秒差でそれぞれ競り負けてしまった点です。
 つくばチャレンジは、2台の出場車両を用意し参加しました。2台のロボットとも、予選通過をすることができましたが、本戦では、それぞれ、70mリタイヤ(Amigo 2010)、559mリタイヤ(Orange2010)という結果でした。実験走行では、自律走行で、課題達成はできる程度のプログラムの作り込みを行うことができたのですが、本戦においてのセンサの誤動作、想定外の状況判断など反省すべき点がいくつか残りました。

― なぜ、コンペティション・チャレンジに参加するのですか?
 研究室としてコンペティション・チャレンジに参加することは、研究の促進の効果もありますが、学生自身の自主性および成長の場を提供する効果が大きいと考えています。コンペティション・チャレンジと研究活動を連動することで、学生のモチベーションの向上にも効果があると考えています。
 特に、コンペティション・チャレンジに参加することは、最近の企業の就職担当者が要求している、「成果を出すための行動特性(Competency)」を顕在化する手段として有効ではないかと思っています。目的を設定し、その目的に対しどのように努力をするのか、どのような成果を出すのか。このことにより、達成感、悔しい思いが、チームワーク、自己の成長、今後の研究活動における自信につながり、それが就職活動での自信につながっていくのではないでしょうか。学生にもそれぞれ適性・資質があるため、ゼミ生全員がコンペティション・チャレンジに参加するわけではありませんが、これらを通じた教育効果は、非常に高いと感じています。

― 大学及び同窓会へのご意見がありましたらお聞かせ下さい。
 経済状況の厳しい今だからこそ、縦の糸としてゼミ同窓会、横の糸として同期会、学科同窓会、これらをとりもつ学部同窓会としての役割は大きいと思います。 就職状況についても同様です。今年度から理工学部は、完成年度を迎え、新たに理工学部第一期生が生まれる予定です。新たに仲間入りする可愛い卒業生のために皆様 OB、OGの方々のお力添え、アドバイスをよろしくお願いいたします。 ― 本日はお忙しいところありがとうございました。
聴き手
 大塚元章(電62)
 秋山 源(経91)

 
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