法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
法政大学工学部同窓会
第79号 法政大学工学部同窓会報(3/5)(2009年10月26日) 印刷 Eメール

新学科会長就任挨拶



 工学部同窓会の皆様には日頃大変お世話になり心から御礼申し上げます。私は68年に卒業しました。過去に経験した右肩上がり経済から、隔世の感の景気低迷、少子高齢化に伴う下降経済は、ある面では日本経済の優位性が失われつつあるグローバル経済下での宿命とも思えます。同窓会もこの難しさが影響して来ると考えます。発展を願うより、着実な基礎固めの時と考えます。今後とも経営工学科同窓会をよろしくお願いします。

 電子情報学科同窓会会長にご指名を頂き、今年度より就任しました森 加夢偉と申します。学部・学科再編の波が押し寄せ、電子情報学科も一部の学生を除き、残すところあと2年となりました。そのような中でも、諸先輩方と後輩の関係が続くような同窓会になるよう、少しでもお力添えが出来ればと考えています。宜しくお願い申し上げます。


第17回 法政大学全国卒業生の集い 長崎大会 2009 10.16-18

10/16(金) 記念ゴルフ大会
10/17(土) 記念式典(講演) 懇親会(演舞)
10/18(日) 出島、軍艦島、雲仙、島原、九十九島、
       佐世保、平戸など 法政フェアin長崎
申込・問合せは工学部同窓会事務局まで 電話/FAX 042-387-6385
主催:法政大学校友連合会
主管:法政大学校友連合会長崎県支部


各学科の50周年記念式典
○経営工学科同窓会
 開催 H20.11.29
    吉祥寺東急イン
○土木同窓会
 開催予定 H21.11.23
      小金井キャンパス
○電気電子同窓会
 開催予定 H21.11.29
      新宿京王プラザホテル
○機械同窓会
      検討開始

 
第79号 法政大学工学部同窓会報(2/5)(2009年10月19日) 印刷 Eメール



環境問題の先端化学『根本はチャレンジとアイデア』
生命科学部 環境応用化学科  西海 英雄教授
http://nishilab.k.hosei.ac.jp/

社会情勢と環境応用化学
 戦後、日本の復興を支えてきた産業の中で、石油を中心とした重化学工業は見逃せません。しかし、昭和48年のオイルショックで経済は落ち込みました。その後は、自動車産業~IT社会と息を吹き返してきましたが、また、ここのところで行き詰まってしまいました。今は、バイオや環境工学が非常に重要視され、化学の重要性が再度見直される状況にあると思います。
~持続可能な環境科学~
 今の化学は、グリーンサステイナブルケミストリー(GSC)『持続可能な社会のための環境共生化学』が潮流となっています。
 人間にとって環境への影響を最小限にし、経済的な効率を上げる(グリーンケミストリー)と共に、持続性を考慮し次世代へ継承する(サスティナブル)ことを意味します。
 化学はモノです。原料があり、原料からそのモノを作ることで炭酸ガスが発生します。また、出来上がったモノは純品ではなく、普通は混合物なので、精製しなければなりません。その精製の過程で、またCO2などを大量に廃棄してしまいます。それをどう減らしていくのか…。いかにして省エネ型のものを作るか…。それを如何に持続するか・・・・。それが研究の基本となっています。そしてこれからの産業を支えていくものだと考えています。
ゼロエミッション
 自然界に排出物を出さないことを『ゼロエミッション』と言います。フロンに対して私どものゼロエミッションの取り組みは次のように考えます。
 フロンは自然界に悪影響を及ぼすことが二つあります。一つは御存知の通りオゾン層を破壊する第一世代のフロンでこれは塩素を含んでいて、製造は禁止されています。
 二つ目は第二世代のフロン(代替フロン)と呼ばれ塩素が含まれないものなど色々あるのですが、オゾン層破壊が少ないことから広く用いられるようになりました。しかし、このフロンは温室効果を引き起こすため、暫定的なフロンと考えられます。
 私どもの研究室では、第一世代のフロンを、光など当てることによりエーテルと塩に分解出来ることを発見しました。このエーテル(フロロエーテル)が第三世代のフロンとなります。エーテルには酸素が入っているので、空中に出てしまうと壊れて無害になります。だからオゾン層を壊さなければ温室効果も引き起こしません。
 ゼロエミッションというのは全くごみが出ないということですけれども、ここで出る残りのごみとなるものは塩です。塩は海にいくらでもあります。有害なものから有用なものを生むということで、有効に資源を使う研究を進めています。
太陽の光から食べ物を~チャレンジすることが目標です~
 地球上の石油・メタンなどのエネルギー源というものは、延命策はあるにせよ使ってしまうといずれなくなってしまいます。
 そのとき、最後に残っているのは太陽の光です。これは地球の外から入ってきていて、太陽が輝いている限り利用できます。私どもは、光触媒『フラーレン』というものを研究しています。
 太陽光を使い工業的に食料を作ろう…。ということで、空気と水と炭酸ガスと『フラーレン』を利用しアミノ酸を作るのが、今のターゲットです。目標は大きいのですけれども、今はアミノ酸までは行ってなく、アミン類まで出来るということが分かってきました。いずれは、醤油みたいなものがいっぱい出来ればと考えます。
 私の目標は、チャレンジすることです。色々なアイデアを試し人が思いつかないようなことにチャレンジする。そこに目標を持つことで偶然でも新しい発見の可能性が出てきます。そこが非常に面白いところです。
最近の研究話題から
 ビーカーを2つ置き、その中に超純水をいれる。超純水という意味はイオン性の物質がなく、電気的に動くものがありません。超純水が入っているビーカーに表面いっぱいに水を入れてビーカー2つをくっつけておきます。そして、そのビーカーの中に電極を刺し10万ボルトほどの電圧をかけ放電します。そうすると水はビーカーの表面を流れ、離していくと水の橋ができるんですよ。これがウォーターブリッジといってこの間テレビのドリームビジョンという番組で実験してみました。
 それは、私が見つけたのではなく、オーストリアのファックさんという方が1年くらい前に発見したものなのですが、その後もメール等でやり取りをし、楽しい思いをしています。
これからの大学 大学全体のサステナビリティー(持続性)を求めポスドクを雇うなど、大学もいよいよ研究支援システムの強化が始まりました。 今までは教育にすごい力を入れ、教育支援システムがずいぶん整備されてきました。
 これからは、研究関係の支援システムの力を上げていくことが肝心です。
 校舎も新しくなり環境が飛躍的に良くなりました。大学は教育と研究がワンセットになっているものと私は考えます。まだ試行的ですけれども、競争社会に入れるかどうか、ちょうど今が変わり目です。そして、教育と研究というのは非常にハイレベルになっていく可能性を持っているのも今かな、と思います。
研究室の雰囲気作り
 毎年、和気アイアイとした研究室です。コンパが多いところなどが一番の特徴なのではないかと思います。冬はスキー、夏は合宿、他に、私の家へ呼んだり、忘年会をやったり、芋煮会なども行っています。芋煮会には最初、人も余り集まらなかったのですが、今や触媒とかの研究室つながりで、15大学くらいからなる本当に大きな集まりになりました。
 学生はそういう一つ一つのイベントで徐々につながりを深め、ひとつの自治体としてまとまりが出て来ます。
卒業生とのつながり
 OBとOGのつながりということでは、メーリングリストを作成しています。今まで270人くらいの卒業生がいますが、半分くらいのアドレスが分かっています。そのメーリングリストに、研究や行事を流しています。研究室も34年が過ぎ卒業生も、年代が20代~50代と離れてきています。それぞれに価値観や物の考え方が違うため流す情報もなかなか難しいのですが、5年毎に研究室の同窓会を開いています。卒業生とのつながりを大切にしておくことは、結果的に大きな力になります。また、結束も強くなりますからから、こういうことは続けることに意味があると考えております。

西海先生!研究室の皆さま
お忙しい中ありがとうございました。
聴き手 山川 宏明(土84)
南埜 智子(シ08)

 
第79号 法政大学工学部同窓会報(1/5)(2009年10月12日) 印刷 Eメール

北館(仮称)着工!!
 今年度から小金井再開発の第二期工事がスタートした。思い出の沢山詰まった教室棟がきれいに片付けられ、写真の様に更地になった(7月25日現在)。今までは教室棟があるが故に見えなかった家が見えるのに少し違和感がある。 ここ2,3年は学校に立ち寄る度に大きく様子を変えている小金井キャンパス。この小金井キャンパスは最新鋭な設備満載で、これからの時代に即した場所に生まれ変わる。少子化の波に飲まれることなく、未来に向かってたくさんの学生達を迎え、育ててくれる事だろう。OB・OGとしては大いに期待したい。 残るは、「管理棟と事務棟・図書館」だけである。これらが壊されると今までの校舎は全て無くなり、思い出は私達の心の中にだけに留まる。 いよいよ新生 小金井キャンパスのスタートである!


今後の新しい卒業生組織
  法政大学の伝統力の再構築、組織体制の確立のために、今年3月に、大学主催、校友連合会共催の校友連合会支部・団体責任者会議が開催され、今後の新しい卒業生組織のあり方が検討された。
 校友との更なる連携を深めるために大学、校友連合会、後援会の3者による委員会「共同事業実行委員会」を設置し検討を重ねて来た。大枠の審議が終了したので、地域支部や同窓会、卒業生団体の代表者に説明が行われた。

 以下の点が、委員会から提案された内容である。
    ・会員拡大
  ・一県1支部体制・会費徴収
  ・卒業生と大学からなる事務局体制
  他大学に比べ校友組織の脆弱さが大学運営の様々な面で表面化してきている。今まで大学が余りにも校友組織に携わらなかったことも影響している。長期に渡り希薄な状態が続き、ここ数年でやっと協働するように変わってきた。
 一方、会員は、老齢化が進み、若者の会員が余りにも少ない。大学から学生にアプローチし、校友組織への加入を進めることが一番の方法である。
 一県に数支部あると、どの支部に加入するか会員が迷って、結局止めてしまうケースも多々ある。さらにどのように、一支部にまとめるかが大きな問題である。
 法政大学でも、1999年頃に会費を代理徴収に向けて動き出したが本校では実施されなかった。他校(早稲田、明治、立教)では、同時期前後で踏み切られ数々の事業が展開され、大学に大きく貢献している。
 2013年度から卒業時に大学が校友会費の徴収を学生に告知し、実行に移る予定である。その予算・決算を大学側が管理し、事業は校友連合会が主として立案する。各支部では会員の高齢化や増員が進まないことによる財源不足が深刻な事態になっているので財政基盤の確立が前進する。
 各同窓会も団体支部も「分担金」的な校友連合会費を“上納”する必要がなくなる。会費は独自の活動に全て回すことが出来る。更に、活動内容によっては申請する事によって、助成金等を受け取る事が出来るようになる。
 詳細は、校友連合会報第14号(2009年5月1日発行)をご参照下さい。(記事はその中から抜粋)


ご確認!!
79号の会報からは会費納入者のみにお送りしています。


訂正とお詫び
第78号で、卒業生47,843名とありましたが、正しくは48,097名です。訂正してお詫びいたします。
同姓同名による記載の誤りがありました。訃報に記載いたしました、中村恒夫様(電71)は誤りで、正しくは中村恒夫様(建61)となります。お詫びして訂正致します。

 
第25号 工体連会報4/4(2009年10月5日) 印刷 Eメール

第25号 法友工体連会報を4回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

各部OB会通信

●小金井80会
 法政を思い出した時、工体連新人歓迎会で一緒に呑んだ仲間、オールナイト学祭で一緒に呑んだ仲間、スタ城で偶然一緒に呑んだ仲間に会いたいと思いませんか?
 1980年(法政大学100周年)工体連に入った仲間達の集まり(卒業年度は諸事情により異なる為、敢えて入学年度で統一)が小金井80会です。オリンピックイヤーの4年に一度集まりを開くようになり、昨年11/8で4回目を迎えました。 30名程の参加者は、遠くは福島から来てもらえるほどの大切な会となりました。話題は、年々健康思考になっておりますが、子どもの話、職場の話等明るく楽しく、三次会まで盛り上がる呑み会になりました。次回は2012年に集まります。
(スキー部 林(代田)敦子)

●86卒 工体連同期会開催!
 10月4日(土)に信濃町に同期24名(女性3名)が集まりました。4年に一度のオリンピックイヤーに開催されるこのイベント、第3回目となると段々と同期にも馴染んで来ました。
 信濃町といえば「神宮球場」。実は神宮球場で野球部を応援した足で、そのまま同期会になだれ込む予定でしたが、なんとその日は11時試合開始。あまりに間が開き過ぎるために夜だけの開催になりました。子供と一緒に応援したかったと言う人もいましたが・・・。
 いつ会っても本当に楽しい!たった人生40数年のたった数年間しか時間を共有したわけではないのに・・・、いつも不思議に思います。
 次回は、新校舎になった東小金井に26年振りに戻り、1次会は食堂で、2次会はスタ城で開催したいと思っています。是非次回もお集まり下さい。   (サッカー部 細淵祐二)

●工体連の仲間の新年会
 毎年1月最終土曜日17:00より(新宿・三平)で行っている新年会です。
 当初は、剣道部9期(1972年卒)と同期の工体連(水泳、ボクシング、サッカー部、応援団)の仲間の集いでした。
 ある年から亡くなられた平塚先生に出席をして頂くようになり、剣道部の先輩方に声をかけるようになりました。 又、4年前から尾上先生に出席して頂き、水泳部の先輩、剣道部の後輩へと和が拡がり、今年は27名の参加による新年会となりました。
 遠方より参加の先輩、久しぶりの先輩・後輩方々の懐かしい顔に出会い、昔話しに花を咲かせ、美味しいお酒を飲み、楽しい一時を過しました。
 我々9期も還暦を迎え、時の過ぎ行く日々が益々スピードアップを感じる歳になってしまいました。
 来年も1月最終土曜日、いつもの場所で、いつもの時間に元気な顔を見せて下さい。(剣道部 望月久生)



法政往来

’08.08.17 江東法友会開催
’08.08.30 法政フェアin新潟
’08.09.11 第7回オール法政ゴルフ大会
’08.09.28 首都圏フェア
’08.09.28 鎌倉法友会地引網大会 材木座
’08.10.17~
10.19 法政大学全国卒業生の集い 愛媛大会
’08.11.01 工学部ホームカミングデー
’08.11.04 第12回法政世田谷寄席
’08.11.23 法政二高第1回ホームカミングデー
’09.01.17 オール法政新年を祝う会
’09.10.16~10.18 法政大学全国卒業生の集い 長崎大会


第14回『工体連お祭り(現役・OB懇談会)』開催!

今年も恒例となりました「工体連お祭り」を下記にて開催致します。現役も参加します。大勢のOBのご参加をお待ちしています。  
日 時:2009年6月27日(土) 17:00~
場 所:小金井キャンパス
    (詳細は各OB会に別途ご連絡します)

 
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