法政大学工学部同窓会
 
2023年3月28日(火曜日)
法政大学工学部同窓会
第81号 法政大学工学部同窓会報 2/10(2010年10月05日) 印刷 Eメール

第81号 法政大学工学部同窓会報を10回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

工学部同窓会が「理系同窓会」に改編

●大学改編と同窓会の現状

 法政大学は、近年、工学系・理系の教学充実を図るため、2007年に「美学」と「工学」の融合から生まれる次世代の工学デザイナーを育成することを踏まえ、デザイン工学部を工学部から分離独立し、市ヶ谷キャンパスで新たにスタートした。2008年には、論理的な思考を身に付けて、科学技術の発展と社会的環境に対応出来る次世代の技術者を育成することを踏まえて、理工学部と生命科学部をスタートした。このことにより工学部は発展的に改編し、工学系・理学系の学部が誕生した。
 大学の学部再編成により、同窓会組織も改編が余儀なくされ、工学部同窓会も発展的に改革することとし「大学の発展と同窓会の発展」を両輪と位置づけ、同窓会を大集約した組織体として、2007年1月から協議を開始し、2011年4月1日から活動が始まります。
 これまでの経緯を踏まえて今後の方向性を以下の様にご提示します。

●構成について


(1)構成は、旧工学部同窓会(各学科同窓会)と新設される情報科学部(各学科同窓会)並びに生命科学部(各学科同窓会)が同列で、一括直接加盟して構成することを原則とする。[上図を構成図を参照]
(2)組織と運営は、旧工学部同窓会の会則等に準拠した体制で活動する。
(3)役員・委員は、旧工学部同窓会の会則等に準拠する。
(4)仮想学部同窓会は、必要に応じて構成し、学部単位または所在するキャンパスに区分して設置する。原則として、会長・副会長(学部・所在選出)がその任にあたる。
(5)理系同窓会の会則等が施行されるまでは、旧工学部同窓会の会則等に準拠して日常の運営にあたる。[第139回理事会(2010年6月4日開催)にて将来構想検討委員会の松谷委員長から提案と報告があり、承認済]

●構想と考え方

 これまで、5回の将来構想委員会で色々な意見が出されたが、組織は大きく活動は科学の絆を強く、を年頭にして、基本的には現行の工学部同窓会と同様に各学科同窓会の集合体で連合組織として構成することが望ましく、各学科同窓会は学科の特徴を踏まえて自主独立の活動を行なうこととして、8月の理事会の承認を得ました。今後、具体的な準備に着手します。尚、理事会で承認されている事項は、以下の通りです。
1.名称:法政大学理系同窓会
2.設立:2011年4月1日
3.財産:原則として現工学部同窓会の体制を引き継ぐ
4.事務局:原則として現工学部同窓会の体制を継続
5.移行処理:理系同窓会の会則等がされるまでは、現工学部同窓会の会則等に準拠
6.構成と組織:モデルを作り、将来構想委員会にて協議(掲載の構成図は検討用)
会   長 佐藤 敏夫
副会長兼将来構想委員会委員長 松谷  勝


 
第81号 法政大学工学部同窓会報 1/10(2010年9月28日) 印刷 Eメール

第81号 法政大学工学部同窓会報を10回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

工学部長に就任して

2010年4月より法政大学工学部長に就任いたしました。おそらくは最後の工学部長としてご挨拶を申し上げます。
 法政大学工学部は1944年に創立された「航空工業専門学校」を前身とし、1950年に学制変更により「法政大学工学部」となっております。当初僅か4学科から出発した工学部も幾多の変遷を経て、現在では10学科を有する学部となっております。
 この間、研究者および技術者として数多くの人材を輩出し、日本の工業社会の根幹を支えて来たという自負を持つ次第ではありますが、永い歴史を誇る工学部も今や大きな変革の時期を迎えております。理工系学部としては、当初、工学部だけであったものが、ここからまず情報科学部が分かれ、その後も、デザイン系3学科によるデザイン工学部が市ヶ谷に分離展開し、残されたされた小金井の工学部も3年前に理工学部、生命科学部の2学部に改組転換を行っているところであります。また、理学系教育のさらなる充実を目指し、現在、理工学部に物理学系の新学科を来年度開設すべく準備中であります。
 工学部はこの改組転換により既に募集停止をしており工学部として卒業生を出すことはここ数年のうちに無くなります。現在工学部に所属する学生は900名余りで、そのほとんどは4年に在学している状況ですが、これらの学生を卒業まで指導するのが最後の工学部長としての責務であると認識しております。
 工学部はまさに消えなんとしてはおりますが、その伝統と教育理念は改組転換された新学部において新たな展開が図られつつあります。工学部から理工学部、生命科学部ならびにデザイン工学部への転換に伴い、工学部同窓会にも運営上の困難が生じることは否めないでしょうが、卒業生は大学にとってかけがえのない財産であります。卒業生をまとめる組織としての同窓会の伝統を失うことなく学部構成の変化に柔軟に対応し、益々の発展をされることを期待するとともに、法政大学に対する変わらぬご支援を賜りますようお願いいたしまして、私の挨拶とさせていただきます。


理工学部の将来に向け

工学部同窓生の皆様には益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。この度、理工学部長に就任いたしました崎野清憲でございます。
 現在、設置期間中にある理工学部は、学部の基盤づくりとさらなる教学改革へ向け順調に歩を進めている状況です。その中にあって、2011年4月には新たに「創生科学科」が設置され、理工学部は5学科からなる学部へと発展して参ります。創生科学科は理工学部の深い教養と真の独創性の育成という理念を融合・発展させつつ、学士力に基づく学士過程教育に重点を置き、21世紀を担う「理系ジェネラリスト」の養成を目指しております。
 理工学部では、法政大学の理念である「自由と進歩」のもと、時代の先端技術に常に対応出来る専門基盤技術を身につけた高度な「ものづくり」に携わることが出来る人材、さらには持続可能な社会の発展に貢献出来る創造性豊かで幅広い教養と国際性を身につけた自律性のある技術者・研究者の育成を目的としています。
 このような認識のもとに、初年次には“自然科学の方法”“デザインとテクノロジー”、さらに生命科学部と共通の“科学実験”といった基礎教育科目を設け、広い視野をもったエンジニアを育ててゆきます。
 また、履修モデルとしてコース制を設け他学科科目の履修も可能とするなど、時代のニーズと個々の学生のキャリア形成志向に応じた柔軟な学びを可能としています。
 さらに、学生自身の問題解決能力を涵養するプロジェクト学習(PBL:Problem Based Learning)の導入、在学中に社会体験をさせ勉学意欲を高めるインターンシップ、工学部時代からの伝統であるノートPC貸与に象徴される充実した情報リテラシー教育など、新しい取り組みを意欲的に取り入れた教育カリキュラムを展開し、有為な人材を社会に送りだします。
 2009年にはカリフォルニア大学デービス校(UC Davis)と提携協力し、短期SAプログラムを完成させました。改組と共に小金井校地のキャンパス整備も進み、2010年12月には北館が竣工し快適な教育・研究環境が実現します。新学部の快適な教育・研究環境の下、工学部の伝統を引き継ぎ研究、教育、国際化いずれの面でも優れた学部とする所存です。


ご確認!! 79号の会報からは会費納入者のみにお送りしています。

 
第80号 法政大学工学部同窓会報12/12(2010年9月21日) 印刷 Eメール

第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

会報配布について‼今後、同窓会費(年額3,000円または終身会費)を振り込んでいただいている方だけに会報が届きます

これまでは、卒業生で住所が判明している方、約3万名に同窓会報をお送りしておりましたが、会費納入会員(以下、会員)が大幅に減少しております。2000年度(平成12年度)は、約3,800名ほどの会員がありましたが、2007年度(平成19年度)は、約1,700名で約45.6%も減少しております。正味財産も2000年度を100とした場合、2007年度においては51.0%に減少しました。
 このような、財務状況を第131回理事会に報告し、今後の組織維持と活動を鑑みて、断腸の思いで、2009年度に発行する同窓会報から、原則として会費納入の方々に同窓会報を送ることを提案し、承認を得ましたので実施させていただきます。
 尚、会費納入者としての扱いは、前年度(2008年度)並びに当該年度(2009年6月末)に年会費および終身会費を納入された方とさせていただきます。
 これまでご愛読下さいました同窓生各位におかれましては、誠に遺憾でございますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
 会報が届いていない方々にはその旨をご説明いただければ幸いです。会費を納入して会報で今の工学部をご理解下さい。 (会長 佐藤敏夫)

住所変更は必ずご連絡下さい
 個人情報保護法により、OB・OGの皆様の住所が大学から入手出来なくなりました。
 そのため、大学から送られてくる資料内のハガキで変更依頼をしても、同窓会で管理している住所は変わりません。
 必ず右記のいずれかの方法で同窓会までご連絡下さい。
①電話もしくはファックスにて
 同窓会事務局
 TEL/FAX 042-387-6385
②メールにて
 または ikkoアットマークhosei.ac.jp アットマークのところは,半角の@にしてください.

編集後記

 この会報の編集委員は20代から70代まで、大変バラエティな広範囲な年代で構成されています。それだけに、何を取り上げるか意見も多種多様です。皆さんに読んで頂くために、どんな内容が望ましいか、皆さんからのご意見を頂ければ今後の参考にしたいと思います。ご提案をお待ちしています。(記 原田)


 
第80号 法政大学工学部同窓会報11/12(2010年9月14日) 印刷 Eメール

第80号 法政大学工学部同窓会報を12回に渡り,毎週火曜日に公開していきます.

’09工学部ホームカミングデー 盛大に開催される!!

工学部同窓会の恒例になっておりますホームカミングデーが2009年11月1日(日)午後一時より小金井祭の初日に開催いたしました。
 今回は'59、'69、'79、'89、'09、'99卒業の方々をメインゲストとし、ご来賓を含め100有余名が集いました。
 第一部の講演会では、八名理工学部長に「理工学部の現状について」をまた、金井教授には「Webコミュニケーションとセキュリティ技術について」をそれぞれご講演頂き、先端技術の話を興味深く聴いて頂きました。
 第二部の懇親会では大学関係、校友連合会、工体連OB会のご来賓の方々にご挨拶を頂き、歓談に入りアトラクションとして工学部マンドリンクラブの心地良い音色に耳を傾けながら、昔話と変わり行く工学部を肴に楽しい時間を過ごしました。
 最後は全員で肩を組み校歌を斉唱し、お開きとなりました。
 次回は'60、'70、'80、'90、'00、'10をメインゲストに開催いたしますが、回を重ねる毎に楽しさが増すよう努めてまいりますので、多くの卒業生の方々のご参加をお願いいたします。
実行委員長
松谷 勝(電71)


土木工学科入学者の一級建築試験の受験資格について

工学部土木工学科に入学し(2003年度以前)、都市環境デザイン工学科として卒業した(2004年度以降)方は、実務経験2年以上で一級建築士試験に出願ができます。その際は、以下の点にご注意ください。
・ 学校コード「999999」でお申し込みください。
・ 大学発行の一級建築士試験受験専用の卒業証明書と成績証明書が必要です。


 
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